現在の原子力発電所は熱効率33%前後,一方火力発電所は39%が普通、最新のLNGコンバインドサイクル機よりでは59%を越えるものもでてきました。絶対温度としての使用最高温度と最低温度により熱効率の上限は抑えられます(カルノーサイクルの条件)。 従って使用温度の低い原子力発電所は発熱メカニズムから火力発電所の566℃とか600℃を超える蒸気温度より低くなるので熱効率も下がります。 つまり原子力発電所では約67%が全量温排水の形で排熱され、火力発電所では61%から41%が排熱されます。 従って我国の場合は原子力発電所のほうが温排水量がその割合で多くなります。火力の場合は約1割が温排水でなく、煙突から捨てられ、また原子力発電所でも我国にはありませんが冷却水はあまり使わず、風冷塔で排熱するタイプのもあります。 地球温暖化の観点からすればどれだけ排熱するかが問題なので、先の熱効率だけで決まるといえま
「川崎スチームネット株式会社」の設立について ~現在リニューアル工事中の東京電力川崎火力発電所1号系列の蒸気を川崎市千鳥・夜光地区コンビナート内の10社に供給~ 平成18年10月13日 東京電力株式会社 株式会社日本触媒 旭化成ケミカルズ株式会社 東京電力株式会社と株式会社日本触媒、旭化成ケミカルズ株式会社の3社は、 現在リニューアル工事中の東京電力川崎火力発電所1号系列の蒸気を、川崎市千 鳥(ちどり)・夜光(やこう)地区コンビナート内の10社*1に供給する「川崎 スチームネット株式会社」を、本日、設立いたしました。 3社は、川崎市千鳥・夜光地区コンビナートに工場を持つ9社*2と共同で、 最新鋭のコンバインドサイクル発電(MACC*3)として平成21年7月に竣工 予定の川崎火力1号系列から、発電に使用された後の蒸気を供給し、工場用に再 利用する大規模省エネルギー事業を進めてまいりました。
解説: 火力発電の効率や送配電ロスは燃料の違いや技術の進歩とともに年々良くなっています。そのため、例えば、平成16年度版の文献(総合エネルギー統計)では、発電効率を39.98%としていますが、その数値は年々変化しています。 関連ページ: ●エネルギー単位換算表 ●文献・資料 ●発電効率について 関連サイト:
●安全で使いやすいエネルギーである電気の使用量は年々増え、今後も伸び続けると予想されている。 ●発電の主力は[水力発電→石油火力→原子力・天然ガス・石炭]と変化してきた。 解説: 安全で使いやすいエネルギーである電気の使用量は年々増え、全エネルギー消費に占める電気エネルギーの比率(電力化率)も伸び続けると予想されています。 その発電方式別の構成をみると、当初は水力発電が主力でしたが、1970年代は石油火力が中心となり、石油危機を契機に「脱石油」をめざして、原子力・天然ガス・石炭などの石油代替エネルギーを用いた発電が大きく伸びてきました。 関連ページ: ●日本の一次エネルギーに占める電力の比率 ●日本の家庭用電力消費量 ●日本の電気の使われ方 ●エネルギーの分類 関連サイト: ●あとみん(原子力・エネルギー教育支援情報提供サイト)>原子力百科事典ATOMICA>日本の発電電力
電源構成(Update 2008/07/03) 供給の安定性や経済性だけでなく、CO2排出抑制効果などの環境性も十分に考慮し、 原子力、火力、水力をバランスよく組み合わせた「電源のベストミックス」を進めています。
ユーグレナ(和名:ミドリムシ)に関する研究・開発・製造・販売の(株)ユーグレナは2009年6月16日、沖縄電力の協力のもと、石炭火力発電所の排出ガスを用いてユーグレナを培養する実証試験に成功したと発表した。ユーグレナは、体内の葉緑体によって光合成を行う単細胞生物で、水、栄養塩、太陽光とCO2だけで人間に必要な栄養素のほぼ全てを作り出すことができる。 同社は、ユーグレナが15~20%の高濃度のCO2でも吸収できるため、沖縄電力の金武火力発電所の燃焼排出ガス(CO2濃度15%前後、空気中の約400倍)を用いてユーグレナの培養実験を行った。発電所内に容量500リットルのユーグレナ培養槽を設置し、2009年1月~2月に、排出ガスを3週間通気し、その後空気を1週間通気した。 実験の結果、排出ガス通気の場合に、ユーグレナの増殖速度は空気の場合の最大20倍に達した。高濃度のCO2を通気するため、培養液が
プレスリリース 碧南火力発電所2号機排煙脱硫装置排水汚泥の埋立処分に係る判定基準値超過について 2010年07月20日 中部電力株式会社 碧南火力発電所(愛知県碧南市港南町二丁目8番2 所長:栗山 章)では、発電所構内に産業廃棄物の最終処分場(管理型)を設置し、構内で発生する廃棄物(石炭灰、汚泥など)を埋立処分しておりますが、この程、埋立処分した汚泥の一部に廃棄物の処理および清掃に関する法律に規定された「産業廃棄物の埋立処分に係る判定基準」(以下「判定基準」という。)を超えていたものがあることが判明しました。 判定基準を超えていた汚泥は、2号機排煙脱硫装置(注)から排出されたものであり、その溶出試験において、2010年4月7日に採取した試料の水銀またはその化合物の分析結果が、2010年7月16日の速報値で0.013mg/Lとなり、判定基準値(0.005mg/L)を超過していました。 現在、
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