以前は、仕事関連の電話番号をしっかり記憶し、歩く電話帳といわれたこともあった私だが、携帯電話の登場でめっきり記憶力が衰えた。まあ、10〜11ケタの番号をいくつも覚えても意味はないけれど、それでも少しは頭の体操になっていたかなと思う。 そんな記憶力減退の私でも、さすがに忘れることがないのが警察の110番と消防の119番である。 もともと緊急時に使用するためのものなので「覚えやすい」「間違いにくい」ということを考えて決められたものなので、当たり前と言えば当たり前だが。 では、何故111とか999にしなかったのだろう。 NTT東日本と電話番号の管理をしている総務省総合通信基盤局に問合せてみた。 双方のお話を統合すると、昔はダイヤル式の電話だったのでダイヤルを回す距離が1番短い1を多くしかつ、誤りを防ぐためにダイヤルを回す距離が1番長い0や9を使うことにしたというのである。 ではなぜ警察が110番