【ドングリ化について】 チャンスを逃さないためには、ぼんやりと考えていることを明確化し、まとめておくことが大切だ。 5分から10分ぐらいの短い時間で小さなメモに書き出してみる。 これを「ドングリ化」と呼ぶ(第1回「30秒ごとのチャンス」参照)。 今回は新しいプロジェクトのための要点をつかむドングリ化を実行する。 【同じ目標なのにかみ合わない現場】 「もっとプロジェクト規模を大きくしよう」 「いや、そりゃ無理だよ!」 と意見が対立している2人の、そのプロジェクト像、同じだろうか。 Aさんは、今の構想が70という規模だと考えている。Bさんは100だと考えている。 そこで、Aさんは、せめて100ぐらいの規模はないといけないと思って、大きくしようと提案する。 ところがBさんはすでに100の規模を想定しているので、さらに大きくしようという提案を聞いて、130ぐらいにしようと言われたと感じる。 完成像