欧州が起源とされるお祭り「ハロウィーン」が、子育て家庭にブームとなっている。大阪府内の百貨店でも特設売り場を設けて、お祭りムードを演出。休日はグッズを選ぶ親子連れでにぎわい、売れ行きは昨年の１・５倍ペースと好調に伸びている。各地では関連イベントも開かれており、ハロウィーンムードはピークを迎えている。（池田美緒） 古代ケルト、カトリック“聖”前夜…なんの、日本で売れ行き５割増 ハロウィーンは、収穫を祝い悪霊をはらう古代ケルト人の祭りが起源とされ、カトリックの「諸聖人の日」前夜（１０月３１日）に行われる。 米国では、子供が魔女などに仮装して近所の家を訪れ、お菓子をもらうといった民間行事として定着。日本でも宗教色は薄く、コスプレ祭りのような感覚で若者を中心に受け入れられている。 大阪・難波の高島屋大阪店では、子供服売り場などのあるフロアに１５日から、ハロウィーングッズの特設売り場を設けた。 子供

京都御所（京都市上京区）で３０日、秋季一般公開が始まった。午前９時に宜秋（ぎしゅう）門が開けられると、門前で並んでいた人たちが次々と敷地に入った。天皇皇后両陛下がそろって８０歳の傘寿を迎えたことを祝い、通常よりも２日長い７日間公開される。１１月５日まで。　御学問所（おがくもんじょ）北側では、杉戸絵「西王母（せいおうぼ）」２面などを展示。前漢の皇帝・武帝に不老長寿の実「仙桃（せんとう）」を与えたとされる仙女が描かれている。新御車寄（しんみくるまよせ）では、５月の葵祭（あおいまつり）で使われる大型の牛車（ぎっしゃ）を間近に見られる。　天皇と国賓しか通れない建礼門も、春季に続いて開いた状態で公開された。　春興殿（しゅんこうでん）前広場では、１日に蹴鞠（けまり）、２日に雅楽（両日とも午前１０、１１時の２回）が催される。入門時間は午前９時から午後３時半。問い合わせは宮内庁京都事務所（０７５・２１１・

第４１回赤旗まつりでは、ゴミの減量化をめざし、直営食堂で初のリユース（再利用）食器の導入が決まりました。リユース食器は、従来の使い捨て容器に替わる、洗って何度も使えるプラスチック製食器です。１１月１日の開幕を前に、参加者・出店者のゴミ持ち帰りの努力も広がっています。 リユース食器を使うのは、直営食堂のうどん、そば、おでんの３メニュー。関係するＮＰＯ法人と連携し、洗浄など衛生面も安全です。 食堂本部責任者の斉藤隆司さんは「直営食堂として新しいチャレンジです。今回うまくいけば、さらにリユース食器を増やしたい。参加者の皆さんには、『リユース食器回収所』に返却のご協力をお願いします」と話しています。 環境衛生係は「クリーンなまつり」を合言葉に、ゴミの量を、２日間開催だった前回以下に抑える目標です。そのために、マイバッグ・マイカップの持参と、今まで以上のゴミの持ち帰りをよびかけています。 東京都江東

社会福祉法人大洋会（木川田典彌理事長）が運営する陸前高田市矢作町の指定障害福祉サービス事業所就労支援Ｂ型「青松館せせらぎ」は28日、今シーズンの椿油生産を始めた。東日本大震災前に気仙町で製油所を営んでいた石川秀一さん（65）が熟練の技を伝える中、少しずつ搾り出されると作業場は独特の芳香に包まれた。 　この日搾油した実は、乾燥した状態の１５６㌔。実が落ち始めた今月以降、青松館独自の確保分に加え、京都からも種が届いた。 　障がいがある作業所利用者は実の確保に加え、提供を受けた実の選別や乾燥など地道な作業を担う。加工場では石川さんと担当職員の清水卓さん（35）が作業し、焙煎機で実に熱を加えたあと、搾油機に少しずつ投入。すりつぶすことで抽出した原油が滴り落ちた。 　沈殿を待った後、地元産は31日（金）の精製作業を経て、琥珀色の椿油が瓶に詰められる。11月１（土）、２（日）の両日に開催される市産業ま

欧州が起源とされるお祭り「ハロウィーン」が、子育て家庭にブームとなっている。大阪府内の百貨店でも特設売り場を設けて、お祭りムードを演出。休日はグッズを選ぶ親子連れでにぎわい、売れ行きは昨年の１・５倍ペースと好調に伸びている。各地では関連イベントも開かれており、ハロウィーンムードはピークを迎えている。 ◇ ハロウィーンは、収穫を祝い悪霊をはらう古代ケルト人の祭りが起源とされ、カトリックの「諸聖人の日」前夜（１０月３１日）に行われる。米国では、子供が魔女などに仮装して近所の家を訪れ、お菓子をもらうといった民間行事として定着。日本でも宗教色は薄く、コスプレ祭りのような感覚で若者を中心に受け入れられている。 大阪・難波の高島屋大阪店では、子供服売り場などのあるフロアに１５日から、ハロウィーングッズの特設売り場を設けた。子供や赤ちゃん用の仮装衣装、部屋を飾るカボチャの人形などを販売。ハロウィーンの浸

陸前高田市産業まつり（同実行委主催）は１（土）、２（日）の両日、高田町大石の第一中学校仮設グラウンドで開催される。２日は同会場を発着地とする「ツール・ド・三陸」も予定され、地元内外からの来訪者に地域の逸品を発信。多彩なステージイベントも計画しており、来場を広く呼びかけている。 　実行委は市（事務局）や商工会、商工会青年部、大船渡市農協、市森林組合、広田湾漁協、市水産加工業連絡協、市観光物産協会、市建設業協会で構成。産業まつりは東日本大震災の影響で平成23年は見合わせたが、翌年から再開。昨年は２日間で約１万５０００人が来場し、62業者が参加。販売金額は８６０万円に達した。 　本年度はより広く陸前高田の良さをアピールしようと、初めて自転車イベントとの併催を決めた。１日は午前９時45分から午後４時まで、ツール・ド・三陸が行われる２日は午前９時から午後３時までの開催となる。 　市内約60事業者が参

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