冬至の22日、大阪市西成区玉出西の生根神社で、無病息災や長寿を願いカボチャを食べる伝統行事「こつま南瓜祭り」が行われた。蒸しカボチャの配布や祈願券の授与などがあり、寒い中、多くの参拝客でにぎわった。 祭りで使われたカボチャは、なにわの伝統野菜の「勝間南瓜(こつまなんきん)」。この地域で江戸時代には栽培されていたが、都市化が進んだ影響などで次第に作られなくなった。祭りも一時途絶えたが、昭和61年に復活。現在は地域の特産品として一部で栽培されているが、栽培数が少ないため、祭りには西洋カボチャも合わせて使われている。 もうもうと湯気が上がる会場で、氏子らが蒸し立てのカボチャ約2500食分を参拝者に配布した。「ボケ封じ」などの御利益があるとされる。 参拝者はカボチャを食べた後、カボチャ形の祈願券を本殿に供え、境内の「南瓜塚」で願い事を唱えた。 訪れた同市住之江区の主婦、中尾百代さん(71)は「以前
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