【南光の「偏愛」上方芸能】大倉源次郎さん(左)から小鼓の「お稽古」を受ける桂南光さん=京都市上京区で2016年6月6日、小松雄介撮影 能楽の大倉流小鼓方十六世宗家・大倉源次郎さんの音色にほれ込んでいるという桂南光さん。神秘的な音の魅力に迫ります。【山田夢留】 小鼓の来た道 ドラムロード 大倉源次郎 人類が初めて手にした楽器は打楽器と言われています。小鼓の原形は、5、6世紀ごろ、日本に入ってきた。鼓を投げて遊んでいる絵が木管に残っていて、今の小鼓のような形です。シルクロードのように、人間の動いた道筋に沿って伝わってきたんでしょう。20代のとき、モロッコの友達からもらった鼓がちょうどこんな胴。小鼓の源流と思われるセネガルのドラムは、鋼の文化がなかったから鉄の輪っかがない。アフリカから伝わってくる過程で、中国で輪っかができました。 桂南光 肩に掲げて指で打つという、打ち方が珍しいですよね。
新調された祇園祭・長刀鉾の「見送り」。伊藤若冲の作品「旭日鳳凰図」を織物で再現している=京都市下京区で2016年6月23日、小松雄介撮影 京都・祇園祭の山鉾(やまほこ)の一つ「長刀(なぎなた)鉾」の背面を飾る「見送(みおくり)」が新調され、長刀鉾保存会が23日、京都市下京区で報道関係者に公開した。生誕300年を迎えた江戸時代の絵師、伊藤若冲(じゃくちゅう)の作品「旭日鳳凰(きょくじつほうおう)図」を織物で再現している。 新しい見送は縦3.5メートル、横1.8メートル。同市の長刀鉾町近くに住んでいた若冲の絵を基に、朝日を背にした雌雄…
京都府福知山市観音寺の高野山真言宗「観音寺」で、境内のアジサイが見ごろを迎えた。寺は関西花の寺一番札所として知られ、約100種、約1万株が一雨ごとに次々と花を咲かせている。見ごろは7月5日ごろまで。 小籔実英(じつえい)住職(64)によると、アジサイは52年前に開帳した本尊に供えたのを機に植え始め…
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