<シイラ> という魚を知ってる? ハワイでは、<マヒマヒ>と呼ぶ。 作家ヘミングウェーの小説<老人と海>に、このシイラが登場する。 映画化もされた。 老人と少年が、漁船の上で、このシイラを食べるシーンがある。 ナイフで、捌いて生で食べようとする時、 「塩を持ってくれば良かった」 と老人がつぶやくのだ。 この映画を小さい頃見たけんじろう君は、 『バカだねぇ、海水に漬ければいいのに』とほざいた。 そのシイラを釣ってみたい。 南の海の遥か海上に、延々船を走らせた。 冒頭の写真は、イシマル釣り探検隊の隊員が釣り上げたモノだ。 しかも、シイラを釣ると宣言までして、釣りあげた。 その夜、シイラは捌かれた。 塩を持ってくれば・・・どころか、 醤油とワサビ、尾頭付きの姿造りで、食卓に横たわった。 薄っぺらい身体にも拘わらず、 以外と肉量は多い。 海の暴れん坊と異名を持ち、常に泳ぎ回っている割には、 脂がの
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