何がすごくて、ユニークなの? 韓国の最重要バンド、シリカ・ゲル(Silica Gel)を4つの視点から紐解く 2022年夏頃以降のシリカ・ゲルの韓国における勢いはまさに向かうところ敵なしだ。シングル「NO PAIN」(2022年)は韓国のロック・ファンにとってのアンセムとなり、2023年8月に発表した「Tik Tak Tok(feat. So!YoON!)」はMVがインディ・バンドでは異例の早さの、公開からわずか9日で再生数100万回突破、受賞者/出演者のほとんどがK-POPアイドルの昨年のMelon Music Awardsでの「Best Music Style」部門の受賞、圧巻のライヴ・パフォーマンスも話題になった。ニュー・アルバム『POWER ANDRE 99』(2023年)を発売前に全曲アルバム収録順で披露した昨年11月の3日間の単独公演(キャパ2,800人)、今年5月に行った3日
忠南大学教授(家族社会学) 1970年生まれ。エイジズムと高齢者の人権問題について研究している。早稲田大学と京都大学の研究員として、日本と韓国の比較や、日本の地域高齢者ケアについても研究した。韓国社会学会副会長。 韓国ではエイジズムという言葉自体はまだ知られていませんが、高齢者差別、老人嫌悪という言葉は一般的です。お金だけがかかり、何も生み出さない「年金虫」という言葉があります。また、「トゥルタック」という言葉もあります。入れ歯がカチカチなることを差しますが、それが老人嫌悪の象徴の言葉として使われています。 その差別が起きる要因として最も大きいのが、経済的な問題です。韓国は社会の変わるスピードがとても速い。社会学の世界では「圧縮的な社会」といいます。資本主義化と産業化が急速に進んだために、生じる問題にじっくり取り組むひまがなかった。韓国では高齢者を敬う社会だったのが、生産的でない高齢者は価
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