物流DXのサービスをSaaSモデルで「簡単」に「安価」で提供する株式会社KURANDO株式会社。本記事では、同社代表で、キーエンス退社後に複数の起業を経営したシリアルアントレプレナー・岡澤一弘氏に、キーエンス流を超えた新しい手法の課題や、立ち上げたセールス支援の会社で経験した挫折などを伺いました。 ※このログはアマテラスのCEOインタビューの記事を転載したものに、ログミー編集部でタイトルなどを追加して作成しています。 学生時代からあった、物事をロジックや確率で考えるクセ アマテラス:まず、岡澤さんの生い立ちについてお伺いします。現在につながる原体験のようなものがあれば、教えてください。 岡澤一弘氏(以下、岡澤):私の生まれは千葉県で、両親ともに公務員という起業とはまったく縁のない家庭で育ちました。 父方の祖父は非常に厳しい人だったのですが、その反動から父は自分の子どもたちには自由に生きてほ