Gauche には $ というマクロがこっそり入っている。 まだ改良の余地があると考えているらしく、ドキュメントにはまだ記載されていない。 Haskell の $ をヒントにしたそうで、具体的には以下の例のとおりに展開される。 ($ f a b c) => (f a b c) ($ f $ g a b c) => (f (g a b c)) ($ f $ g $ h a b c) => (f (g (h a b c))) ($ f a $ g b $ h c) => (f a (g b (h c)))インデントが深くならないというのはあるにしても、記述が短くなるわけでもなく、便利な場面があるか私は疑問に感じていた。 ところが、「どう書く?org」で出題されていた「文字列に含まれる単語の最初の文字を大文字にする」という問題を解こうとして $ を使う機会があり、考えが変わった。 まず、私が書い