---------- 利益の95%は「価格戦略」で決まる! そう説くのは、著書『「値づけ」の思考法』で知られるマーケティング学の大家で、法政大学教授の小川孔輔氏だ。「1杯100円」が当たり前になった、いわゆるコンビニコーヒー。こうした「価格破壊」は、なぜ起きたのか? そもそもコンビニ各社は、なぜコーヒー市場に参入したのか? 小川氏に裏事情を解説してもらった。 ---------- 5年後、10年後に「生き残る会社/消えている会社」を実名公開! コーヒーといえば、日本のカフェ業界を牽引してきたドトールとスターバックス。 この2強をはじめとして、ドトールの系列ブランドであるエクセルシオールカフェやカフェコロラド、いわゆる老舗喫茶店と呼ばれるルノアールやシャノアール、珈琲豆へのこだわりを強く感じさせる珈琲館、シアトル系カフェチェーンに分類されるタリーズやブレンズコーヒーなど、熾烈な競争が繰り広げ