人生2度目の旅行で小田急線に乗り込み小田原へ、そこから神戸を経由して船で中国へ入り、そのままオランダのデン・ハーグまで鉄道で、つまり飛行機を使わずに大西洋まで行ってきたのは1998年、ちょうど有吉先生がTVの企画で相方とともにユーラシア横断のヒッチハイクをやってすぐの頃だったから、はい、影響を受けてあなたも劣化版として真似をしたのですね、と言われても仕方がないのだが、書店の旅コーナー(るるぶじゃないほう)には、誰それの影響を受けて俺も行ってきた感じの本、旅をネタに写真を撮って本を出す人たちが結構いた。貧しい国の子供たちの写真をたくさん見た記憶がある。戦場カメラマンさんもよく、飴や小銭をあげるからといって子供を撮っている姿をテレビで見たことがある。いや、ブレジネフ政権下のソ連やらミロシェビッチと戦争中のサラエボやらの娼婦に「余計に」お金を払って「写真も」撮った戦場カメラマンさんの人生をかけて