12月5日発売の拙著『篦棒(ベラボー)な人々』(河出文庫)の宣伝を兼ねた抜粋です。これを読んで「もっと読みたい」と思われましたら、なにとぞ文庫のほうもよろしくお願いいたします。アマゾンにて予約受付中です。 第一弾は興行師にして自称「虚業家」の康芳夫(こう・よしお)氏です。以下、QJ創刊準備号に載せたプロフィールとともに、インタビューの一部を抜粋します。康氏に続きまして来月頭までに、石原豪人・川内康範・糸井貫二氏のインタビューを順次抜粋紹介していきます。 ●康芳夫・プロフィール 西暦千九百参拾七年東京西神田に中国人医師の子として生まる母は日本人 八歳太平洋戦争終了 拾五歳海城高校入学番長のマネージャーとして辣腕揮う 弐拾歳横浜国大入学壱年で中退翌年東京大学入学 五月祭で各種イベント企画石原慎太郎呼ぶ 弐拾五歳不世出の興行師神彰と出会う東大卒業と同時にアート・フレンド・アソシエーション入社初仕