2007年12月12日20:15 カテゴリArt 他者の支配を支配する そう。その程度のもの。 MORI LOG ACADEMY: 達成感は被支配の証 「終わった!」と嬉しくなるのは、それが仕事であり、与えられたノルマである証拠だ。「できた!」と嬉しくなるのは、それを誰かに見せようと思っているせいだ。まだ誰か他者に支配されていることを思い知ろう。達成なんてその程度のものだ。 だからこそ、恥ずかしがらず、はばからずに利用できるというものだ。 達成感の反義語に、「残尿感」というものがある。実に言い得て妙である。およそ健康な男女であれば、一端排尿し出したら膀胱が空になるまでやめたりしないだろう。たかが小便ひとつで「排尿を達成」とは大げさないいようだが、食事から排泄、そして性交に至るまで、ヒトというのは達成感に突き動かされている。それが被支配というのであれば、我々は肉の奴隷ということになる。 それ