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古典に関するjazzfantasistaのブックマーク (3)

  • asahi.com:文庫本「ジャケ買い」 『人間失格』は『デスノート』風 - ひと・流行・話題 - BOOK

    文庫「ジャケ買い」 『人間失格』は『デスノート』風 2007年09月18日 CDのように表紙のデザインで選ぶ「ジャケ買い」でヒットする文庫が登場した。も中身だけでは売れない。若い世代の心をつかむために、出版社はあの手この手の戦略を打ち出す。 同じ作品でも帯とカバーで違った装いに ■若者と古典を橋渡し 集英社文庫は太宰治『人間失格』のカバーを自社の人気コミック『DEATH NOTE(デスノート)』の小畑健さんのイラストに変えたところ、この夏の3カ月で10万部を突破するヒットになった。 これまでは増刷しても年に数千部だった。文庫編集部の伊藤亮さんが「破滅的で美しい『デスノート』と太宰の世界観は通じるのでは」と企画。解説などを含め、中身は変えていない。「デスノート」の主人公を思わせる少年のイラストで、コミック売り場に置かれることもあり、近代文学になじみの薄い人たちも巻き込むブームになった。

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/09/20
    太宰治『人間失格』のカバーを『DEATH NOTE』の小畑健さんのイラストに変えたところ、この夏の3カ月で10万部を突破するヒットになった。これまでは増刷しても年に数千部だった。カバーを変えると売れる
  • 夏目漱石 三四郎

    うとうととして目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。このじいさんはたしかに前の前の駅から乗ったいなか者である。発車まぎわに頓狂(とんきょう)な声を出して駆け込んで来て、いきなり肌(はだ)をぬいだと思ったら背中にお灸(きゅう)のあとがいっぱいあったので、三四郎(さんしろう)の記憶に残っている。じいさんが汗をふいて、肌を入れて、女の隣に腰をかけたまでよく注意して見ていたくらいである。 女とは京都からの相乗りである。乗った時から三四郎の目についた。第一色が黒い。三四郎は九州から山陽線に移って、だんだん京大阪へ近づいて来るうちに、女の色が次第に白くなるのでいつのまにか故郷を遠のくような哀れを感じていた。それでこの女が車室にはいって来た時は、なんとなく異性の味方を得た心持ちがした。この女の色はじっさい九州色(きゅうしゅういろ)であった。 三輪田(みわた)のお光(みつ)さんと同じ

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/08/07
    「しかしこれからは日本もだんだん発展するでしょう」と弁護した。すると、かの男は、すましたもので、「滅びるね」と言った。
  • 私の個人主義 - 夏目漱石

    夏目漱石 ――大正三年十一月二十五日学習院輔仁会において述―― 私は今日初めてこの学習院というものの中に這入(はい)りました。もっとも以前から学習院は多分この見当だろうぐらいに考えていたには相違(そうい)ありませんが、はっきりとは存じませんでした。中へ這入ったのは無論今日が初めてでございます。 さきほど岡田さんが紹介(しょうかい)かたがたちょっとお話になった通りこの春何か講演をというご注文でありましたが、その当時は何か差支(さしつかえ)があって、――岡田さんの方が当人の私よりよくご記憶(きおく)と見えてあなたがたにご納得のできるようにただいまご説明がありましたが、とにかくひとまずお断りを致(いた)さなければならん事になりました。しかしただお断りを致すのもあまり失礼と存じまして、この次には参りますからという条件をつけ加えておきました。その時念のためこの次はいつごろになりますかと岡田

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/08/07
    もしどこかにこだわり[*「こだわり」に傍点]があるなら、それを踏潰(ふみつぶ)すまで進まなければ駄目。もっとも進んだってどう進んで好いか解らないのだから、何かにぶつかる所まで行くよりほかに仕方がない
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