舛添大臣の「家族だんらん法」が話題になった。 あの残業代0円法を「家族だんらん」などと言い換えられるツラの皮の厚さに驚愕したわけだが、小泉がやった「障害者自立支援法」というときも全米が泣いたものだった。障害者への保障を削り、給料をピンハネするだけで、どこから「支援」なる発想が生まれるのか。今でもよくわからない。むしろ自殺支援法と呼ぶべき類のものであった。 地方ではだいたいのところパチ屋と消費者金融の無人店舗が幅をきかせていて、しょせんは鉄火場と高利貸しという後ろ暗いアンダーグラウンドな業界に過ぎないはずなのだが、ピカピカで明るく、ど派手な看板と建物とCMガールを起用してはうまくごまかしを計っている。それと同じことが日本語の世界でも相も変わらず起きているのだ。 「日本語が乱れている!」と憂える意見を新聞の投書欄などでよく見かけるが(口語体の文章で投書しているてめえはなんだといつも言いたくなる
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