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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (14)

  • 深町秋生の序二段日記

    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/seiron/34073/ 今さらあの品格爺様をけなしたところで、肥溜めに向かって「てめえはクソだ」となじるくらい意味がないと思ってスルーしていたけれど、やっぱりこういうせんずり文章を見るとムカムカしてしょうがないので内容を勝手にいじってみた。ふざけやがって。いつかきっと、でかいと勘違いしているてめえのナニを切り取って口に突っ込んで黙らせてやる。 若い人たちへのの年賀状(勝手に改訂) ■人類が誇れる文化を生んだ日 ≪してはいけないこと≫ 新年おめでとうございます。君にとって、日そして世界にとって、今年が昨年より少しでもよい年になるように祈っております。といっても、少しでもよい年にするのは実は大変なことです。 君の生まれたころに比べ、わが国の治安は比較にならないほど悪くなっているとよく言われますが、

  • 深町秋生の序二段日記

    たくさんの人があの事件のお父さんを、「気の毒な被害者の方」という目では見ていないようだ。正直に告白すれば私もだ。 そもそも事件自体も不明な点がたくさんあるので、何一つ断定的なことなど言えるはずもないが、どういうわけか数段階を吹っ飛ばして金田一君ばりの推理を展開しているブログもあちこちにある。そしてこういう騒動も起きた。 http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20071121-286130.html(星野奈津子が不適切発言で活動停止処分) 「『絶対にあれは○○の仕業!』という話題で持ちきり」などと書いてしまったらしい。この星野嬢(誰だか知らんが)のうかつさは相当なものだが、あまり責めることができない。なぜならメディアが言ってるのだもの。「あいつは被害者以上の何かさ」と。なんの犯罪なのかもわからないというのに。 犯罪というものは概

    深町秋生の序二段日記
    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/11/24
    陰湿な暴走→1つの事件における果敢な報道攻めと裁判での牛歩戦術の組み合わせに加えて、他の事件をなだれ式に放送して視聴者の意識を振り回すところも巧みです。次の事件が起きると前の話題忘れる人と多いですから
  • 深町秋生の序二段日記

    昭和30年代が好きだ。 なぜならそこにあるのは混沌と暗黒の世界。右翼はいつ起きるかわからない革命に怯えて政治家や出版社を襲い、左翼は大勢で道端や国会や大学で暴れまくった。長嶋が天皇の前でホームランを打っていた頃に、熊の漁民は有機水銀たっぷりの魚をべて苦悶していた。正義のヒーロー力道山はドラッグと酒にトチ狂い、目の前にあるものすべてをぶん殴った。 高度成長期の東京はオリンピックに向けて大工事。騒音と埃と神風トラック、神風タクシーが行きかうやかましい街だった。増える車の台数に道がおっつかず、そこいらで大渋滞が起きていた。環境保護という概念は確立されてはいないために、煙突からは有害な黒い煙がもくもくと吐かれ、東京湾には得体の知れない物質の混じった廃液が垂れ流し。 輸送に明け暮れる国鉄は鶴見と三河島と宇和島で大事故を起こし、100人単位で乗客をあの世に送った。戦争の苦しみを知っていた規律正しい

    深町秋生の序二段日記
    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/11/21
    →まさに、「SOMETIMES 三丁目の裏道」ですね。
  • 深町秋生の序二段日記

    小田嶋隆氏のスポーツコラム集「1984年のビーンボール」を読んで爆笑してしまった。 あるコラムにて、Jリーガーの風貌を「まるで渋谷をうろつくガキのような顔」と評したサッカー通で知られる小説家に「お前だって新宿うろついていたガキの成れの果てみたいな顔じゃないか」とツッコミを入れていたのだ。あはははは。 や、おかしかったのは別にそこじゃなくて、そうはいうものの小田嶋氏が「選手のファッションが洗練されていけばいくほど、肝心な競技はダメになっていく」という論理を展開していくところで笑ったのだ。ホントだよ! まあ暴論である。ベッカムやイチローや中田ヒデは、一流アスリートにして、ファッション方面でも注目されたらしいし。ファッショナブルでも活躍している選手はいっぱいいる。あとダルビッシュ。あいつ実力が落ちたら、ものすごく叩かれるんだろうな。今年の流行語になんで「中出し」が入らないのかが不思議だ。あと人気

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    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/11/17
    (一部例外があるが、)選手のファッションが洗練されていけばいくほど、肝心な競技はダメになっていく。
  • 深町秋生の序二段日記

    今年はいい年だった。バブルがかなり弾けてくれた。 別に経済の話をしようというのではない。日経済はまだまだ景気がいい(ことになっている)らしいし。ただ私が日ごろから疑問に思っていた人物や組織の虚飾が暴かれ、泡のように膨れ上がった幻想がパチーンと弾けて、むき出しの真実が露になってくれた稀有な年だと思う。 オランダのチューリップ投機のように、たかがチューリップ一に、どういうわけか家一軒建ってしまうような値がついてしまう。これをバブルというのだけれど、小泉政権のころあたりから、人間そのものにたびたびそうした現象が見られた。人間バブルというか。辛らつな物言いになるが、どう見ても大した人物でもないのに、周囲で「こいつは価値があるんだよ!」と必死に叫んでプロデュースしているという感じ。またその人も「私は価値があるんです!」と大口を叩くものだから、だんだんとみんな「そうか。価値があるのかなあ」なんて

    深町秋生の序二段日記
    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/10/31
    ブランドという虚飾だけを食べていたのだ。おそらくこれからもっとぼろぼろ出てくるだろう。
  • 深町秋生の序二段日記

    「NEWS23」と並ぶTBSの良心(きどり)番組「関口宏サンデーモーニング」を二週続けて見てしまったが、やっぱりというか大沢親分&ハリーが顔を真っ赤にして「渇、かーつ!」と亀田家に叫んでいた。二週目に入ってもハリーはまだ激怒。ごくろうなことである。 ちなみに先週の見所はハリーのバーチャル出演で、どっか地方に出張されていたようなのだが、あの年配層向けの落ち着いた雰囲気のスタジオのなかで、ハリーの姿が無理やり挿入されていたのが面白かった。なんかフジカラーの宣伝パネルみたいに薄っぺらいハリー御大がそのまま動いたり吠えたりしていたのだから腹抱えて笑ってしまった。なんのアトラクションなんだと。 まあ亀田次男への辛らつな批判……というか罵倒という展開だったわけで、昔から「あの一家大嫌い!」と顔に書いてあったからそうなるのも必然といえる。それにしてもああした「ご意見番」をウリにしている人たちにはもう虚し

    深町秋生の序二段日記
    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/10/24
    批判対象者が不在のなかで偉そうな物言いをし、欠席裁判のなかで断罪する。上り調子のときはもちろん野放しの芸者状態で、保身につとめなければならない悲しい仕事である。
  • ハリボテのような言葉に囲まれて - 深町秋生の序二段日記

    舛添大臣の「家族だんらん法」が話題になった。 あの残業代0円法を「家族だんらん」などと言い換えられるツラの皮の厚さに驚愕したわけだが、小泉がやった「障害者自立支援法」というときも全米が泣いたものだった。障害者への保障を削り、給料をピンハネするだけで、どこから「支援」なる発想が生まれるのか。今でもよくわからない。むしろ自殺支援法と呼ぶべき類のものであった。 地方ではだいたいのところパチ屋と消費者金融の無人店舗が幅をきかせていて、しょせんは鉄火場と高利貸しという後ろ暗いアンダーグラウンドな業界に過ぎないはずなのだが、ピカピカで明るく、ど派手な看板と建物とCMガールを起用してはうまくごまかしを計っている。それと同じことが日語の世界でも相も変わらず起きているのだ。 「日語が乱れている!」と憂える意見を新聞の投書欄などでよく見かけるが(口語体の文章で投書しているてめえはなんだといつも言いたくなる

    ハリボテのような言葉に囲まれて - 深町秋生の序二段日記
    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/09/20
    地方ではパチ屋と消費者金融の無人店舗が幅をきかせていて、後ろ暗いアンダーグラウンドな業界に過ぎないはずなのだが、ピカピカで明るく、ど派手な看板と建物とCMガールを起用してはうまくごまかしを計っている。
  • 深町秋生の序二段日記

    昨日のNHK「鬼太郎が見た玉砕」はとても面白かった。 主役を演じた香川照之の演技もユーモラスで、水木コミックにある悲惨と間抜けが同居したような味わいが作品によく表れていた。近年の戦争作品では一番面白かった。 http://www.nhk.or.jp/nagoya/kitaro/index.html(公式サイト) とはいえこの8月になると、まるで冷やし中華のように「戦争話始めました」とばかりにあの戦争を語りだすメディアの風潮が好きではない。急にこの月となると昭和天皇の「堪えがたきを〜堪え」という玉音放送や、老人たちがいっせいに「あの戦争は……」と語りだし、テレビの司会者は眉をしかめて平和の大切さを訴えだす。 戦争を語ることは重要だけれど、この「8月になる→戦争を振り返る」という仕組みにはもううんざりだ。月曜にうちの近くのパチ屋がやる「マンデー銀龍祭」のようで芸がなさすぎる。ある日レゲエミュ

    深町秋生の序二段日記
    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/08/14
    自分たちが「やられた。何かされた」という日にちを覚えていても、「やった。ぶっ殺した。はめた」ときの日にちを同じくらいのバランスで覚えていなければ、あまり意味がない。何も知らないよりも返って歪で恐い。
  • 深町秋生の序二段日記

    ぼんやりとテレビを見ていたら、今私がもっとも敵視しているパチンコ店ベガスベガス(うちの近所の街道沿いにでっかくオープンして道が大渋滞。すぐそばで半年前にでかいショッピングセンターもオープンしたのに、行政に金がなくて信号もない始末。おかげでしょっちゅう事故が起きている。そのうち子どもの車茹でなどが発生するに違いない)がいつものように派手派手しく宣伝していた。 山形の鉄砲町店で1円パチンコをやるらしい。 私はパチンコそのものについてはほとんど何も知らなかったのだが、パチファンの間では当たり前のように知られた言葉らしい。普通のパチンコ店は1玉=4円なのだが、それが1円の低価格で愉しめるらしいのである。 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/113/1181658077/(こうした掲示板を読んでもらったほうが早い。1円パチンコってどうよスレ)

    深町秋生の序二段日記
    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/08/04
    ベガスベガスの周りはTUTAYAに買収されたレンタルビデオ店、1050円散髪屋。「かっぱ寿司」。ショッピングセンターの中にはダイソー……ある意味アルティメットな形になった
  • ブログ衰退論 - 深町秋生の序二段日記

    ブログの世界はこれからどんどんつまらなくなる。 と、いきなりまたも悲観主義を披露してしまってすみません。別にネットの専門家じゃないから個人的な意見にすぎないし、こういうのは誰か言ってると思うけれど。蛙さんとか。今が爛熟期(というか若干すでに腐ってる)で、これからはゆっくりと腐敗と衰退が進行していくだろうと思っている。たぶんテレビメディアなんかと同じ運命だ。ズバリ言うわよ。 ざっくり言えば資主義の大波がブログ界に押し寄せているからだ。来はどんなことも自由に書けるはずの個人ブログが大企業の資にどんどん取りこまれていってるように見える。商品の宣伝ばかりが目立ち、(深町秋生の著書をよろしくな!)日記なんかよりも脇っちょにある商品の宣伝に費やされる言葉のほうが多かったりする。高額な紹介料ほしさに、なぜかバカ高い家電製品だのコンピューター製品ばかり語るようになっているブログもたまに見かける。ジ

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/07/28
    小説やマンガやアニメなど文化すべてにおいて共通することだけど、てっとり早くアクセス数を稼ぐなら、時流や流行にのってあれこれ語るのが一番であり、賞味期限がちょっとでも切れればシカトする。
  • 深町秋生の序二段日記

    週末になると、山形駅あたりのホテルに閉じこもって仕事をしている。 駅前となると繁華街のように思えるが、昼間はかなり静かである。息抜きに散歩をすると、それがよくわかる。土曜の夕方なんて、一番人が街へ繰り出す時間だろうにひっそりとしている。ちりんちりんなんて風鈴の音が風流に響くほど静か。 これは散々言い尽くされたドーナッツ化現象というやつで、同時刻の郊外ショッピングセンターは車の熱気でかげろうができ、周囲の道路は大渋滞を起こし、何人もの警備員が汗だくになって誘導灯を振り回し、子どもはじたばたと泣き叫び、おばあちゃんはへとへとになってベンチに腰掛け……と大賑わいである。 それに反して駅前は商業地としての地位をすっかり奪われ、住宅地に生まれ変わろうとしている。地方の駅前というのはだいたいみんなそんな過渡期に入っているようだが。そんな傾向に合わせるかのように駅前から看板がなくなりつつあることに気づい

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    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/07/28
    の駅前は過渡期に入っている。そんな傾向に合わせるかのように駅前から看板がなくなりつつあることに気づいた。このように骨組みだけの侘しい光景が広がっている。とはいえ別に不満はない。むしろ好感を覚えてしまう
  • 深町秋生の序二段日記

    年金には深い深い絶望を覚える。 なんてのはまあありきたりな意見だが、政府の対応とも、「国民は、国民は」と糾弾するメディアともはっきりとしたズレを感じる。「膿を出せ、キチっとしろ、改革しろ」という怒りすらない。もっと暗い絶望である。 20代の50%が国民年金を払ってないらしい。さもありなん。できうることならば私も払いたくはない。老後など知らん。 ……と言うといかにも若者的な刹那主義者の主張のように思えるが、現実に日的経営というやつが崩れ、成果主義だの一年ごとの契約だのと、5年先の未来さえまったく見えてこないというのに、老後のことなど考えられるはずもない。35歳以下の人間は「どうせもらえない」という考えが浸透しているように思える。「きちんと納めていれば、安心して国が年金をくれる」と考えているやつはまあいない。 そもそも国民年金の場合65歳でなんかもらえない。70歳でもらえれば奇跡と呼べるだろ

    深町秋生の序二段日記
    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/07/28
    若者にとってもっともしんどいのは民営化に思えてならない。なぜならふにゃちんの役人どもと違っていつ首を切られてもおかしくはない民営の取立人が、ノルマをずっしり背負って、地獄の番犬のごとく襲いかかってくる
  • 北陸代理戦争と個人主義 - 深町秋生の序二段日記

    http://d.hatena.ne.jp/anutpanna/20070524#p1(東映70年代傑作選 アヌトパンナ・アニルッダ) なんということだ!! シネマアートン下北沢が「東映70年代傑作選」と称して、東映暴力アクション映画を3週間に渡って上映するらしい。いいなあ……。 どれもお勧めなのだが、個人的に一番好きなのが深作欣二監督、松方弘樹主演の「北陸代理戦争」(77年)だ。たぶん日映画の中で5の指に入るくらい好きだ。 「仁義なき戦い」が記録的なヒットを飛ばし、東映は実録ヤクザ路線を突き進んだのだが、「北陸代理戦争」はその実録路線の最後を飾る作品だった。「仁義なき」の焼き直しだとか出がらしのようだと言われ、また75年の深作作品「仁義の墓場」のほうがカルト的な人気を得てしまったのだが、「北陸」もまた深作欣二らしい個人主義思想とパンク魂が爆発した傑作だと思う。それは製作された70年後

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/06/03
    どのシリーズも苦いオチであり、いつも権力に若者らは翻弄されていた。「仁義なき」シリーズが作られた70年代前期は、体制打倒の夢も破れ、若者らは無力感に打ちひしがれていた時代だと言われている。
  • 記事一覧 - 深町秋生の序二段日記

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/05/18
    文章がおもしろい
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