林美憲(42=徳島)が機力に胸を張る。 予選のラストランはチルトを0に跳ねて「ターンの食い付きがいいし、伸びも上位。ボートのマッチングもすごくいい」と文句なしの仕上がり。 「足合わせは石野貴之選手とも一緒ぐらい」なら、準優9Rはカドから石野貴之をあっと言わせる場面があるかもしれない。
林美憲(42=徳島)が機力に胸を張る。 予選のラストランはチルトを0に跳ねて「ターンの食い付きがいいし、伸びも上位。ボートのマッチングもすごくいい」と文句なしの仕上がり。 「足合わせは石野貴之選手とも一緒ぐらい」なら、準優9Rはカドから石野貴之をあっと言わせる場面があるかもしれない。
早川清太郎(34=伊勢崎)が1周バックで先頭に立ち、逃げ切りで快勝した。地元G1は今年1月のシルクカップに続き、連続優勝となった。勝負はスタートで決まった。「本当にうまく切れた。すぐ先頭に立ったので、ミスをしないように走った」。次はSG制覇が目標になる。2着は西原智昭、3着は三浦康平。3連単は(8)(7)(3)4280円、2連単は(8)(7)1870円。 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発表のものと照合してください)
「レースの失敗ですね」と、5着に終わった初戦(3R)のミスを悔やむ松下一也(34=静岡)だが、機力的には水準以上の動きだ。 「足はバランス取れて悪くない。乗りづらさもない。道中、位置取りの失敗に相性の悪さが出てますね」。A1級ながら桐生の通算勝率は4点台となっている。しかし桐生水面のコツさえつかめれば、一気に攻略できる潜在能力の持ち主。12Rは大外から3着に食い込んだ。2日目9Rは4枠から糸口を探す。
優秀で先行力を見せつけた吉田拓矢(22=茨城)が準決12Rでも逃げ粘る。 優秀は青板バックから仕掛けて赤板で先行態勢。打鐘でたたきに出た同期の新山響平と先行争いも制した。「作戦会議で先行争いになってもいい、と言われて気合が入った」。最終2角から吉沢純平の番手まくりで9着となったが、大仕事を果たした。準決は武田豊樹の前でもちろん先行勝負。地元ワンツーを狙う。
佐藤亜貴子(34=神奈川)が初日7Rで2着に逃げ粘って、まずまずのスタートを切った。 最近、連絡みが減って競走得点もじわじわと下げていた。前検日には「流れも悪いけど、末足もなくなっている気がします」と浮かない表情だった。しかし、初日は最終ホーム前からスパートして、長沢彩にはまくられたものの、迫る野口諭実可に踏み勝ち、2着を死守した。「今まで末足を考えた踏み方で失敗していたから、今日は出てからはがむしゃらに踏みました。長沢さんが見えたとき『お願いだから1人できて』と思った(笑い)」。お祈りが通じたのか、単騎の長沢を追い掛けることができた。2日目は山原さくらが当面の敵だ。構成としては初日と似たような自力2車。再び、佐藤ががむしゃらに駆けめぐる。
度胸と経験で勝利をたぐり寄せた。1号艇の芝田浩治(45=兵庫)が、スタート劣勢の危うい展開を、イン先マイから巧みにしのいだ。3月の桐生以来、今年2回目、通算62回目の優勝を飾った。 スリット隊形を見れば完全にまくられる展開だった。それでも腹をくくった対処が奏功した。「スタート21? 行き足が不安定だった。1Mは駄目もとでレバーを落として回った」。まくられるのを覚悟で自分のターンに徹した。一方の折下は「行けば引っかかりましたよね?」と差しを選択。この勝負勘が勝敗を分けた。芝田は「追い風に助けられた。でも、先を考えると、このエンジンで優勝できたのは大きい」と水面状況に感謝しつつ、貴重な優勝を喜んだ。
進入、展開のキーマンとなる倉谷和信に不気味なムードが漂う。 今節4~6号艇では全て2コースを奪ったが、「コースはどこでも」と柔軟な構え。4号艇に決定後も「ちょうど伸び型にたたいたから、ええとこ」と笑った。データの妙もある。今回は当地約3年半ぶりを克服しての優出。前節の五反田忍も約8年ぶりの戸田で優勝を飾った。共通点は当地久々の大阪支部。「続きたいね~」と心理戦、レースの駆け引きで後輩に続く。
吉永則雄の桐生参戦は今年に入ってから3節目。地元選手並みのあっせんペースだ。 前節は弟の吉永浩則がエース37号機を引いて、上位級の動きを見せていた。「情報は弟に聞いてきましたが、その形じゃ合わないみたい。前回4月に来た時(優出3着)の形にペラをたたいてみます」。初日は1R4枠、11Rは1枠と連勝を狙える枠だ。本体整備までの時間が取れるかは微妙だが、自分の調整パターンで正解を出し兄の威厳を示す。
土屋智則がエース機候補の気配の良さを見せつけた。 引きたかった26号機を手にして、前検から好気配。それだけに「今年一番緊張した」と言う初日7Rのイン戦は1着でクリア。「前回(5月)、江戸川で初優勝した時よりパワーがある。この時は節間チルト0・5度だったから、(カドの)4枠以外は今回も0・5度が基本」。2日目2、8Rの2回乗りも26号機の動きに注目だ。
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