ドリーム戦は村田修次(43=東京)が2コースから差し、インから先マイした大嶋一也にバックで伸び勝って1着。 「前半(9R2着)は1Mで落とし過ぎた。足は悪くない。いいですよ」と機力の手応えも上々。中外枠2走で登場する2日目も期待できそうだ。
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千葉市の熊谷俊人市長は、17年度末で廃止を検討していた千葉競輪を、来年度以降も存続する意向を表明した。 5日の定例市議会で「五輪と同様の(周長)250メートルバンクでの新たな競輪なら、収入が見込める。関係団体と250メートルバンクのワーキンググループを作り、今は新たな競輪に軸足を置き、詳細な検討を行っている」と述べた。今後は現在の500メートルバンクを本年度の開催後に取り壊し、同じ敷地内に250メートルの屋内木製バンクを建て、国際ルールに準拠した競輪の開催を目指す。 日本競輪選手会の中村浩士千葉支部長 千葉競輪を存続させようとする千葉市に、選手会千葉支部は協力する立場。事業がなくなるよりは、250バンクでの開催を実現させたい。競輪界の何か新しいものにつながっていくといい。
インからスタートした黒柳浩孝(35=愛知)が鮮やかに逃げ切り初優勝を飾った。1コースからスタートすると、山崎や森高らSGの常連を封じて1Mを先マイ。バックストレッチでも鋭く伸びてそのまま先頭でゴールイン。7回目の挑戦で念願のVを手中にした。 偶然にも黒柳の初勝利は戸田(02年6月)だった。同僚らの手による水神祭で祝福されて「エンジンのおかげですね。出足もすごいし優等生タイプのエンジンです」。笑顔で今シリーズを振り返った。さらに「いいエンジンを得て調整しながら勝てました。本当にいい経験になったし、これからの自信になります」と笑顔で言葉を続けた。
メインの12Rドリームレーサー賞は、4カド西村拓也(30=大阪)が3コース守田俊介の仕掛けに乗って、ズバッとまくり差した。「展開が良かったです」と話した。 前半8Rはイン戦で差されて2着だった分も取り戻し、笑顔を浮かべた。「前半の後にペラをやって舟の向きが良くなりました」。このレース足は、今後もマークが必要だ。
昨年7月デビューから1年、大阪期待の109期酒井拳蔵(21)が1予5Rで待望のS級デビューを飾る。今回参戦している太田竜馬や島川将貴ら特昇組には後れを取ったが、ルーキーチャンピオン(3月松阪)では太田や島川を破って優勝した実績を持つ。「後ろは藤木裕さんだし、めっちゃ緊張しています。逃げて(1予を)突破する内容ある走りをしたい」と目を輝かせる。注目の初日だ。
34歳のオールドルーキー皿屋豊(34=三重)がホームバンクでデビューする。伊勢市役所に15年勤務したあと競輪選手を目指した変わり種。高校まで運動歴はなかったが、25歳のときにダイエットで始めた自転車に興味を持ち、1000メートル独走が1分10秒を切ったことで選手を志した。もちろん、家族は猛反対。皿屋は「受験は1回だけを条件に説得した。認めてもらったというよりは、あきらめた感じ」と苦笑いで話した。 競輪学校では徹底してバックを取ることにこだわった。デビューしても、もちろん先行一本だ。「デビューするまでニートだった。勝って稼いで嫁さんに恩返ししたい」。目標は選手に導いてくれた舛井幹雄を松阪G3で引っ張ること。「僕がS級に上がるまで師匠には頑張ってもらいたい」。舛井ももう45歳。残された時間はそう多くない。
伊藤裕貴の実弟・稔真(20=三重)が待望のデビュー戦を迎えた。競輪ファンだった父親が吉岡稔真氏から名前を授かった期待のルーキーだ。ジュニア時代からエリート街道を突っ走った裕貴と違って「僕は何もない。ダッシュも地足もどちらも自信はありません」と謙遜気味に話す。ホームの四日市バンクでの練習も先輩たちにこてんぱんにされているらしいが、浅井康太、柴崎俊光、淳兄弟が相手なら、それも無理からぬ話だろう。「昨日も僕が駆けているところを浅井さんにサーッとまくられた。しかも、運動靴で」と苦笑い。しかし、競輪学校を卒業して2カ月半、みっちりもまれてきた。知らず知らずのうちに脚力は付いているはず。浅井からは「勝っても負けてもがむしゃらにやってこい。でも、俺たちよりも強い人はいないはずだから」とエールをもらった。3Rの伊藤に注目だ。
初日1R前に、場内のEホールでオープニングセレモニーが行われた。出場選手を代表して、三浦敬太(30=東京)が選手宣誓を務めた。 「心配された台風も夜のうちに過ぎまして、G2江戸川634杯 モーターボート大賞 本日より開催致します。東京支部と全国選抜それぞれが、プライドをかけ、白熱したレースを提供して参ります」とあいさつ。三浦は3節前の鳴門でデビュー初Vを決めたばかり。期待の地元・東京支部新鋭の言葉に、詰めかけたファンは熱い声援と拍手を送っていた。
競輪を統括するJKAは4日、20年東京五輪に向けて自転車競技情報を発信する新たなサイトを立ち上げた。 サイト名は「More CADENCE(モア ケイデンス)」(http://morecadence.jp)
前田将太(29=福岡)が華麗なまくり差しを決めて、今年初Vを飾った。2着は村岡賢人、3着は堀本和也。なお、1枠の中村辰也はフライングに散った。 村岡が3カドに引いた上に、スロー勢の早すぎるスタートにも、前田は冷静だった。「前を向いてからの足がいいので自信を持っていった」。節一のレース足を存分に生かして、握る村岡の作った展開に乗じて艇団を割ると、バックでは一気に後続を突き放した。 福岡支部がこのタイトルで4連続優勝を飾った。「うれしい。福岡の誰かが勝つという感じがあった」。結果的に優出6人で福岡勢は前田1人だけとなり、勝つことが責務とプレッシャーをかけ、見事に勝った。 9月のヤングダービーへ自信を持って挑む。「昨年は事故点で出られなかった。タイトルを取って卒業したい」。20代最後を悲願のG1初優勝で締めるつもりだ。【中牟田康】
4枠の片橋幸貴(29=滋賀)がデビュー初Vを飾り、プレミアムG1ヤングダービー(蒲郡)の出場権を獲得した。 進入はスタート展示通りで枠なりの3対3。4コースのカドから片橋がトップスタートでまくりに出たが、これに今井美亜が猛然と抵抗して、片橋は万事休すの展開。しかし、その先にドラマが待っていた。イン先マイの山崎郡と差した遠藤エミが2Mで競り、わずかな隙を突いた片橋が会心の差しで抜け出した。2着は山崎、3着は上條嘉嗣が入線した。 今節は未勝利ながら6戦オール3連対で優出。そして最後は優勝と、まさにおいしいとこ取り。デビュー期には高配当を提供して「穴の片橋」と呼ばれた。9月19日から蒲郡で行われるヤングダービーには「最後の年だし(イースタンの)代表として行くので一生懸命頑張ります」と胸を張った。【湯田坂賢一】
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