史上3人目、通算4回目の女子SG優出を狙ったコンビは、惜しくも敗れた。 準優10Rの小野生奈(28=福岡)は差して一瞬、2番手も道中で後退して3着。同11Rの遠藤エミ(29=滋賀)は、2コースからまくりに出る気迫を見せたが、大きく流れて5着だった。「冷静じゃなかった。後悔はないけど反省点はあります。次、頑張ります」と遠藤。この悔しさをばねに次回のSG競走に挑む。
大平誉史明(47=大阪)が完調宣言だ。 8R、イン先マイの木下陽介に対して、2コースから差し。バックでぐいぐい伸びて、2Mを先取った。パワーの差をまざまざと見せつけた。 「バランスが取れて出足、伸びとも上位レベル」と納得の表情。2日目を終え、得点率トップに立った。予選ラストは3日目7Rの6枠。地元のベテランが予選トップ通過を目指し、進入から盛り上げそうだ。
準決10Rの園田匠(35=福岡)は目標にした北津留翼が行けずとみるや、最終バックで切り替えて3着をキープ。決勝進出を決めた。 初日にあまりに感触が悪く「初戦を終えて、ずっとセッティングを見直していた。2日目は回していても楽だったし、手を入れたかいがありました」と手直しの効果にホッとした表情だ。 サマーナイトフェスティバルは昨年もファイナルに進んでおり、験のいい大会だ。園田は「明日は次女の誕生日。いい結果が出せれば」と愛娘にでっかいプレゼントを贈るつもりだ。
準優9Rは、辻栄蔵(42=広島)がインから逃げて優出一番乗りを決めた。 2着には前本泰和、3着には山口剛が入り広島支部勢でワン、ツー、スリーを決めた。辻は「広島勢で決められて良かった。足の採点は甘めだけど、トータル100点満点です」と納得の笑顔をみせた。優勝戦も自信の機力を武器に好勝負に持ち込む。
女子の予選トップだった池田浩美がW準優で痛恨のフライング。1、2着にまとめた角ひとみ(48=広島)が、ファイナル1号艇をつかんだ。 エース26号機を駆り、序盤から強烈なパワーを披露。「エンジンは完璧です。特に伸びがいい。乗り心地も良くなったし、節一でしょう」と、節一宣言まで飛び出した。優勝戦は11年11月以来、5年8カ月ぶりの優勝を目指す。「プレッシャーはあるけど、あんまり考えないようにしていきたい」。平常心を貫いてレースに臨む。
予選ラストの4日目7R、峰竜太は大外からシャープに2着に食い込み、オール3連対で予選を2位で通過した。 「体感的には上位ですね。僕の場合はどっちかの足が良くなることはない。行きたいところにターンができる」。バランスが取れて仕上がりは万全。悲願のSG初制覇を目指し、勢いそのままに突っ走る。
【11R:準優・推理】 篠崎の首位が有力だ。出足、回り足は仕上がっている。インからスタートに集中し、パワフルに逃げ飛ばす。遠藤は2コースでは持ち味が半減か。むしろ、面白いのは井口だろう。切れ味鋭く中を割って台頭する。上昇機を手にする原田が大幅な気配アップに成功した。4カドから自慢の攻撃力を発揮する。 篠崎 調整にずれがあったけど出足中心にいい。インからしっかり行きたい。 遠藤 出足が良くて上位あります。乗り心地も日に日に良くなってきている。 井口 ターンの感じが良かった。回った後も服部(幸男)さんよりいい感覚。 原田 上位にも足負けする感じがないし行き足がいい。自信を持てる感じ。 松井 バランスが取れてエンジンはそれなりにいい。進入を含めて考える。 坪井 やっぱりレース足はいい。前を詰める感じで出足、回り足はかなり。
【10R:準優・推理】 峰の安定感は際立っている。バランスが取れた仕上がりで、乗り心地にも不安はない。イン有利に速攻を決める。山崎の動きも悪くない。手堅く差すか、ツケマイか。流れに応じて多彩な攻めを繰り出す。センターから大胆にスタートを踏み込む茅原、抜群の気配を誇る小野もシャープに連争いに参加する。 峰 バランス取れて全部の足がいい。好きな感じだし、ペラも合っている。 山崎 足は全体に悪くない。バランスが取れている感じ。このままでいく。 茅原 3日目から良くなって出足、伸びとも悪くない。納得の仕上がり。 小野 伸びは負ける人がいないし、合えば回り足もいい。スタートも大丈夫。 松田 直線は上位グループだし、出足も分がいい。これまでのSGでは一番。 丸岡 後半は1周2Mで止まってしまった。伸びはいいけど、出足がない。
ドリームメンバーの井口佳典がリズムを上向かせて準優入りした。 若干、調整のずれはあってもパワーは復調傾向。「オレに任せろ」の窪寺伸行は準優11R、井口の勝負勘に◎を託す。篠崎仁志が予選をトップ通過。本紙・神田はその篠崎を含め、準優3個レースとも1号艇に◎を託した。
この日はロッカー内での火災発生により、8R以降が中止となった。午後4時40分ごろ、タイヤ研磨室のダクト(削りかすの吸い込み口)付近で出火。煙が上がっていることが判明した。同5時10分ごろには、周辺に煙が充満した。 永井克昌開催執務委員長が7R終了後の同5時50分ごろ、公正安全なレースができないとして、8R以降の中止を決定した。火災の拡大、選手への健康被害なども考慮したとみられる。消防が同5時30分ごろ到着。火災は大きな広がりは見せず、同8時ごろに鎮火。火災の原因がまだ分かっていない。ロッカー内の全選手のバイク、危険物などは走路に出された。選手は全員がマスクを着用し、一時的に走路に避難。レース場に面した道路が一時、封鎖された。けが人はいなかった。 鎮火を受け、16日の川口オート4日目の開催が決まった。準決への勝ち上がりは枠順で決定。3日目の準々決勝で、8Rは7、8枠、9~12Rは3~8枠の選
【今日の全全】 ◆4R 3連単(6)全全 才迫開が好気配です。予選で連係した松浦悠士が「ものすごくかかっていた」と太鼓判を押していました。同期三谷竜生と談笑しながら「ダービー王に弟子入りしました」。逃げる脇本雄太をひとまくりです。 ◆11R 3連単(2)全全 迷った時は地元から。展開有利なのは渡辺雄太の先行を利す岡村潤。差し切るだけでも高配当は必至。
【村上正洋・ムラムラ車券】 ◆6R 松谷は初日の自力が報われなかった。ここは堀内を目標に勝機。2車単(2)(4)、(2)(1)、(2)(9)。 ◆9R 器用に動ける古性は、この構成なら自力勝負。マークは切れ味ある坂口。きっちり仕事をこなして逆転も。2車単(9)=(3)、(9)(1)、(9)(7)、(9)(2)。 ◆11R 武田は三谷と渡辺の抗戦を誘って、まくりでけりをつける。連の相手は別線の番手選手と単騎勢。2車単(3)(1)、(3)(2)、(3)(6)、(3)(4)。
【大上悟・オレに任せろ】 ◆10R:準決 郡司浩平が猛暑のナイトバンクを、さらにヒートアップさせた。 初日の12R特選。青板から仕掛けた渡辺雄太の番手で体を張ってガード。赤板からカマした稲垣裕之をハードブロックで食い止め、最終ホームまでホットな並走劇で食い下がった。脚力を消耗して5着に終わったが、こん身のブロックで激走したならファンも納得だ。 そんな熱い男が、南関ホットラインで決勝一番乗りを決める。準決は、打鐘前からカマす独走劇で予選を突破した根田空史の番手。「根田さんから熱い気持ちをもらった。自分のやれることはすべてやる」。初日の大立ち回りを再現する。駆ける根田も「決勝に乗ったら自分が(郡司の)番手(笑い)」と、すべてを託して再度の独走を狙う。 細切れ戦だが根田が積極策から豪快にカマす。郡司が車間を切っての援護から鋭く差す。スピード断然の新田祐大も、得意のまくりで首位争いに持ち込めそう
【ヤマコウの時は来た!】 ◆11R・準決 松浦悠士に注目した。予選は先行する才迫開の番手で2着。吉田拓矢に合わせて番手まくりも仕方のない判断だったと思う。 今の吉田を負かそうと思ったら、甘い判断では勝てない。ラインの力で勝ち上がったわけだが、ラインが全てではない。そのことを強く感じたのが前回小松島G3の3日目だった。 先行する金子哲大の番手、神山雄一郎のところで粘った。結果、競り勝って1着。昨年の勢いを取り戻す走りだった。近況の松浦は、中団の位置取りを意識するあまり、後方に置かれることが多かった。言うなれば、勝ちを意識し過ぎて守りの競走が多かった。そして先輩が付くと無理な先行をして大敗。自分がどういう走りをしていいか分からなかったと思う。 レース後に「ラインの走りに偏り過ぎていた。自分が生きると後ろの選手も生きて来ると思うようにしました」と何かを感じた様子が印象的だった。 松浦の魅力はゲリ
真夏のナイトバトルは、決勝切符を懸けた準決、予選2を迎える。 「オレに任せろ」の大上悟は準決10Rで郡司浩平(26=神奈川)をイチ押し。「時は来た!」のヤマコウ(山口幸二氏=日刊スポーツ評論家)は、同11Rで松浦悠士(26=広島)を本命に指名した。
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