初日は人気を背負いながらも、打鐘からの先行で粘り切れず4着に沈んだ内田淳(25=千葉)。その鬱憤(うっぷん)を払うかのように2日目3Rはペースに持ち込んで押し切った。 「今日は絶対に負けられないと思っていたから変なプレッシャーもあったけど良かった。とにかくホームとバックは必ず取ろうと思っていた。重かったのでセッティングを修正したら良くなった。最後も押し切れるように頑張る」と明るい表情で話した。
初日は人気を背負いながらも、打鐘からの先行で粘り切れず4着に沈んだ内田淳(25=千葉)。その鬱憤(うっぷん)を払うかのように2日目3Rはペースに持ち込んで押し切った。 「今日は絶対に負けられないと思っていたから変なプレッシャーもあったけど良かった。とにかくホームとバックは必ず取ろうと思っていた。重かったのでセッティングを修正したら良くなった。最後も押し切れるように頑張る」と明るい表情で話した。
今節はS級が5人出場している。ランク最上位の人見剛志(38=山陽)が初日からエンジン全開モードに突入した。 4Rは10前の田中哲を食う好スタートを切って展開をつくり、中盤で抜け出すと後続を突き放して圧勝した。上がりは初日の1番時計3秒369。「エンジンはOK。跳ねがなく乗りやすいので大きなことはしない。今日のタイヤも使えるけど他のを探す」。 1着条件の準決11Rは、スタートに集中して勝負駆けを決める。
多摩川が誇るエース54号機を駆る武田光史(44=福井)が、2日目2、1着と巻き返しに成功した。 「回り足が良くてまあまあ」とレース足には一定の評価を与えたが「(複勝率が)50%あるのに、そんなに伸びていかない。もっと出ていって欲しい」と直線には不満を漏らす。「本体を組み直してみる」と、パワーアップを目指して整備に励む。
水谷好宏(34=大阪)が復活の勝利を挙げた。予選8Rで最終バック6番手からまくり気味に追い込んで快勝。今年初戦だった伊東初日以来7戦ぶりの2勝目を挙げた。 今年はその伊東直後に風邪をひいたのが負の連鎖の始まり。体調不安で臨んだ大宮ブロックセブンで最下位7着と大敗し、そのまま病院に直行すると、インフルエンザと診断された。 完治はしたもののほとんど練習できないまま走った前場所の奈良も969と全くいいところなしだっただけに、この日は特にうれしい1勝となった。「一時は体重も5キロぐらい落ちましたからね。ようやくですよ。体調は間違いなく前場所よりいい。この勝利がいい薬になれば」と、準決11Rでの一発を期していた。
風と進入をプラスに作用させた。2号艇の鈴木勝博(34=愛知)が、コンマ09のトップスタートで、イン黒崎竜也に重圧をかけ、的確に差し切った。17年10月の蒲郡以来、今年初優勝を飾った。 中岡正彦が3コースのカドを選択。さらに不安定だった風が直前に再び向かい風になった。「(中岡の)3カドは分かりました。風もそよそよ向かってチャンスだなと思った。神風が吹きました」。スタートで黒崎を揺さぶり、1Mは差し。プラン通りのスタートとレース運びを喜んだ。これで通算16回目の優勝。「最近は毎年ちょいちょい優勝ができてるので、このペースを上げたい。次は1号艇の来ない地区選を頑張ります、A2級なので(笑い)」。戸田初優勝を弾みに、G1東海地区選手権(常滑)に向かう。
原田佑実(30=大阪)が、まくりと逃げで連勝。巻き返しに成功した。 「ペラをたたいて、足だけでなく乗り心地もだいぶ良くなりました。これを維持できるようにペラを調整していきます」と、上昇ムードに笑みを浮かべた。臨戦態勢が整った原田から目が離せない。
山下昂大(25=岡山)が、うれしいデビュー初優出を決めた。準優11Rで2着に食い込み「初優出はうれしいです。常滑はいいイメージがある」と満面の笑み。 「ずっと舟の向きがいいし、伸びもみんなと同じぐらいになった。準優はいいスタートが行けた。優勝戦も頑張ります」と目を輝かせる。優勝戦も強気な仕掛けで波乱を呼ぶ。
全日本選抜競輪(9~12日)のPRのため、四日市競輪の関係者が5日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れた。 今年のG1第1弾に地元の浅井康太をはじめ新田祐大、武田豊樹、平原康多、諸橋愛、三谷竜生、桑原大志のSS班ら好メンバーが出場する。加藤利幸開催執務委員長は「三重県で初のG1開催です。しかも今年最初のG1なので売り上げを含め注目されています。96億円を目指したい」と話した。 決勝などの表彰式でアテンドを務める樋口瑞希さんは「イケメンの浅井選手に優勝してほしい」、岩本恵美加さんは「もうひとりの地元選手、坂口晃輔さんにアピールしてもらいたい」とそれぞれ一押し選手にエールを送っていた。 イベントも充実していて11日はやしろ優のお笑いライブ、12日は気合120%のアニマル浜口、浜口京子の親子トークショーがある。
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第9Rで全艇が非常識なフライング(コンマ05以上)を切り、6人全員が即日帰郷処分となった。 進入固定戦で、インから吉島祥之がコンマ09、原田智和、上村純一、山本修次が同05、角山雄哉が同08、河野主樹が同19の勇み足。13年11月に現制度が始まって以来、全艇の非常識フライングは初めて。 1号艇だった吉島祥之(33=愛知)は、「僕の足が良くなっていたのもあるけど、風が(スタート直前に)やみ過ぎましたね」と肩を落として、レース場を後にした。
オールラウンダーの田中晴基(31=千葉)が混戦シリーズの主役を張る。 最近は闘志あふれる走りを見せている。前回の西武園決勝は自在戦で臨み、石塚輪太郎マークの成清貴之を内から飛ばして3着に入った。「西武園は想定した展開で作戦の1つ。あの後、いいレースだったと何人かから言われました。成清さんと競ったし、失礼にならないように今後もしっかりと走る」。今節はG1全日本選抜が迫り、ビッグネームが不在。得点最上位の立場としても、初日特選11Rで大暴れする。
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川村晃司は今年初戦の松阪F1で幸先良く優勝を飾った。 「あの畑段(嵐士)が行ってくれました」と、後輩の頑張りがうれしそう。昨年9月の千葉から今回までF1が14場所連続となり、「やっぱりグレードレースを走りたい」と欲求は高まるばかり。しかし、今月はサマーナイトフェスティバルと共同通信社杯の選考月だ。今回優勝して、一気にG2・2つの出場権確保を狙う。
伊達正利が2日目2Rで今節3走連続の3着に入った。 この成績を勝ち切れないとみるか、まとめているとみるかは意見が分かれるが、本人は「乗りやすくてレース足がいいから中団着が取れてる。特徴はないけど何となくいいのが大事」と分析する。相棒の52号機は初降ろしから3節連続で予選を突破している好素性機。課題のピット離れはペラ調整で良化した。3日目の1、8Rは上位着を狙って攻める。
四国期待の新鋭・島川将貴が川崎に初登場する。 同県同期の太田竜馬に負けず劣らずの大型先行で、直近4カ月のバック本数17は今開催で最多。今年初戦の和歌山G3でも4走中3走でバックを取り、1勝2着1回3着1回と存在をアピールした。前場所は体調を崩して初戦で敗れたが、今回は回復しており心配はいらない。10Rのメンバーを見渡し「主導権は取れると思うけど、どうやって取るかですね。風が吹いてくれた方が(周りが苦にする分)いいですね」。まずは名刺代わりの逃げ切り勝ちを決める。
笠原亮(38=静岡)が堂々と逃げ切り、08年2月、蒲郡での東海地区選以来、10年ぶり4回目のG1制覇を飾った。来年3月戸田のSGクラシックの出場権を手にした。2着に原田篤志、3着に寺田祥の地元両者が入り、2連単、3連単とも1番人気の本命決着となった。 「インが強い水面だし、スタートを一緒ぐらい行ければいいなと思っていた。一瞬、黒いのが見えたけど、先に回れたしツキもあって優勝できました。本当にうれしい」。初の徳山クラウンを手に入れ、「最初は良くてもだんだんエンジンを悪くすることが多かったので、全く逆の整備をしたのも良かった」。調整が当たり、好結果に結びつけた。 「恐らくグラチャンにも出場できそうなので6月も結果を出したいです」と、当地SGに向けて早くも意気込みを語った。【福永照正】
【12R:準優・決断】 赤坂の速攻に期待する。仕上がりに不満は残るが、絶好枠の利を存分に生かしたい。山室が逆転候補だ。隙を逃すことなく、したたかに迫る。浜野はカドから握りっぷりよく連進出。 赤坂8R 足は普通くらい。ターンに違和感があるので、どうにかしたい。 山室7R (前半で落水失格したが)身体もエンジンも大丈夫と思います。 室田6R いろいろ作業をしてるけど、伸びない。乗り心地を重視する。 浜野7R 伸びがいいと思うし、出足と乗り心地も違和感はない状態。 平尾5R 整備をしたけど良くない。何か違う。できる限りのことはする。 村上8R 足自体は普通あると思う。押す感じを求めてペラ調整をする。
三谷竜生(30=奈良)がG3初制覇を飾った。昨年5月のG1日本選手権(ダービー)以来の優勝を飾り、完全復活を印象付けた。 レースは地元勢を背負った松浦悠士が先行。中団は佐藤慎太郎、諸橋愛でもつれ、三谷は後方に構えた。仕掛けたのは最終1角過ぎ。勢いは良かったが、地元Vを狙った香川雄介がこん身の番手まくりを放ち猛抵抗。最終4角まで両者のつばぜり合いは続き、最後は三谷の力が勝った。 約9カ月ぶりの優勝。普通ならば安堵(あんど)感が先に立つが、表情は引き締まったままだった。「記念は初めて取ったのでうれしい。でも、次の全日本選抜(9日から四日市)を考えると、ホッとしたというより緊張が増してきた」。G1ともなればSS班の重圧はもっと大きくなる。2個目のタイトルを取るまで、息を付くことなく力を磨き続ける。【東 和弘】
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