S級予選7Rは谷口遼平(24=三重)が中団まくりを決めて、準決一番乗りを果たした。 3番手の八日市屋浩之がインを突っ込んで3着。番手の谷田泰平も4着に粘って、中部勢がそろって準決に勝ち上がった。逃げる坂本周輝ラインの4番手を取った組み立てはよかったが「仕掛けたらモコモコしてて、びっくりするほど車が出なかった」と苦笑い。 しかし、7月名古屋F1以来の初日の1着には「予選の勝ち方を忘れていたから、取りあえず良かった」とホッとした表情。さらにメンバーが手ごわくなる準決もひと暴れを期待したい。
S級予選7Rは谷口遼平(24=三重)が中団まくりを決めて、準決一番乗りを果たした。 3番手の八日市屋浩之がインを突っ込んで3着。番手の谷田泰平も4着に粘って、中部勢がそろって準決に勝ち上がった。逃げる坂本周輝ラインの4番手を取った組み立てはよかったが「仕掛けたらモコモコしてて、びっくりするほど車が出なかった」と苦笑い。 しかし、7月名古屋F1以来の初日の1着には「予選の勝ち方を忘れていたから、取りあえず良かった」とホッとした表情。さらにメンバーが手ごわくなる準決もひと暴れを期待したい。
平成最後のグランプリは峰竜太(33=佐賀)がイン死守から押し切り、涙の初制覇を果たした。2着は2M逆転の毒島誠。接戦の3着争いは白井英治が競り勝った。 やっぱり泣いた。しかし、これまでの涙とは違った。SGでの悔し泣き、うれし泣き。それとは違う、レーサー人生で初めて安堵(あんど)の涙がこぼれた。「今回はホッとしたのもあった」。それほどまで、緊張感に襲われた。ウイニングランを終え、弟子の山田康二、上野真之介と抱き合い号泣。おえつをもらし、感情を爆発させた。「自分の力だけじゃないと思うと涙があふれる」。平成最後のグランプリ。勝ったのは、涙もろい、昭和を思わせるヒーローだった。 レースは進入から熾烈(しれつ)を極めた。菊地孝平の前付けで、起こし位置は90メートル付近。想定よりはるかに深かった。動揺の中、コンマ12で踏み込んだが、4コースから菊地が絞ってきた。「あっという間に1Mが来て、あっという間
五十嵐力(39=神奈川)が打鐘前から主導権を握った新山響平の番手から抜け出して11年8月富山(成田和也と同着優勝)以来、通算3度目のG3優勝を飾った。 レースは前を取った新山を赤板前から上昇した井上昌己が切って流したところを古性優作がたたいた。打鐘前から新山が一気にスパートすると後続は1本棒。7番手から井上が反撃も不発。3番手古性も仕掛け切れず、好展開の五十嵐が1着でゴールした。 五十嵐は「新山君のかかりがすごかった」と感謝しきりだった。自力で戦ってきた五十嵐も自在から追い込みへと戦法を変えてきた。「戦法チェンジがうまくいって追い込みとしての土台作りができた1年だった。来年は追い込みとしての存在感を上げられるように頑張りたい」。今年最後のG3を優勝で締めくくり力強く来年の抱負を語った。【井上和久】
平尾崇典(46=岡山)が12年11月児島チャレンジC以来、SG2度目の優勝を果たした。ゴールした瞬間、深々とおじぎした。「ファンへの感謝も含め、いろいろな意味を込めて」と優勝の味をかみしめた。 ピット離れで2枠石野貴之が猛然と迫ってきた。何とかインを死守。すると今度は石野が単騎の大外へ回り直し、進入は13456・2。平尾はコンマ13のスタートを決めて先マイに成功。差し迫る新田雄史をバックで突き放した。「ピット離れで焦った。ターンマークにぶつかりそうになったけど、死守できた。新田君が差してきたけど、自分の方が出ていると思った」と振り返った。 相棒の27号機は複勝率はわずか28・9%。だが、前検日のペラ調整と整備で機力を最大限に引きだした。「周りが『いい』と言うのだから、良かったんでしょう」と少し笑った。 来年の目標を聞かれ「別にグランプリに出たいとかはない。その方が僕らしいでしょ」と笑った。
予選1Rは田尾駿介(26=高知)が堂々の逃げ切り勝ち。ただ本人は会心という感触はない。 引き揚げてくると「寒いし、かかっている感じはなかった。バックでは相当重かったけど、高鍋(邦彰)さんのまくりが怖かったから、気持ちで踏み上げた」と苦しそうな息を吐いた。 それでも前回福井に続いて初日予選の1着に「この調子で準決も突破したい」と意欲を見せていた。
地元の杉山正樹(39=愛知)が軌道修正に成功した。 初日は5、3着と不完全燃焼に終わったが、2日目は鮮やかに連勝をマークし、得点率も一気に4位タイに浮上。好枠での準優入りも見えてきた。「伸びがもう少し付けばいいけど、押していた。出足、ターン回りはいいです」と実戦足に手応え十分だ。予選ラストの3日目も切れ味鋭い走りを披露する。
「ビシュッ!」 「パシィッ!」 「ビシュッ!」 「パシッィ!」 大宮競輪場の駐車場から、心地いい音が聞こえてきた。 レース終了後にキャッチボールをするガールズ2人(2018年12月22日撮影)見れば、レースを終えたガールズ2人がキャッチボールをしているではないか。これがまた、うまい……というか、すごい。球のスピードもさることながら、重さ、軌道と、とても素人のものではない。 2場所連続完全Vを飾った小林莉子(2018年12月22日撮影)1人は前場所の京王閣に続き2場所連続の完全Vを達成した小林莉子、もう1人は114期の新人・向井円だ。 今後の飛躍が期待される向井円(2018年12月22日撮影)ともに学生時代にはソフトボールの選手として活躍していた2人。当然といえば当然ながら、周りの男子選手からも「(キャッチした時の)音が違う」と感嘆の声が上がっていたほどだ。 あらためて「ガールズの選手になれ
平尾崇典(46=岡山)が逃げ切って、シリーズ優勝を果たした。 ピット離れで2枠石野貴之(36=大阪)が迫ってきたが、何とかインを守った。石野がダッシュへ引き、進入は13456・2となった。コンマ13のスタートを決めると先マイに成功。差し迫る新田雄史(33=三重)をバックで突き放した。ゴールした瞬間、深々とおじぎした。「ピット離れで焦った。ターンマークにぶつかりそうになったけど、死守できた。新田君が差してきたけど、自分の方が出ていると思った」と振り返った。
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