先日、セキュアブートを有効にした古いCentOSバージョンの仮想マシンインストールに失敗する事象に遭遇しました。 結論としてはセキュリティ対策上の仕様によるものだったのですが、備忘と共有のためここに記します。 インストール失敗の原因について 原因を少し考察 最後に インストール失敗の原因について 以下、インストールを試行した環境情報です。 項目 設定値 ハイパーバイザー ESXi8.0 U1a OS CentOS 8.4 仮想マシン互換性バージョン 20 (ESXi8.0) 起動オプション (仮想マシンの編集) ファームウェア EFI セキュアブート ON (デフォルト) 失敗の原因となったのはOSと仮想マシンバージョンの組み合わせでした。 以下KBに記載の通り、仮想マシン互換性バージョン20では一部の古いLinuxOSでセキュアブートを有効にすると、インストールが失敗します。 kb.vm