データベースでは、改ざんやデータ漏洩のリスクの評価を目的として、アクセス履歴やデータ変更履歴の記録・分析を行っています。この活動をデータベース監査といいます。 Oracleデータベースでも監査の機能が存在し、アクセス履歴やデータ変更履歴を保存できます。 Oracleデータベースの監査 検証環境 Oracle統合監査のしくみ 統合監査に必要な設定 ポリシー作成 ポリシー有効化 事前定義済の監査 ログイン監査を設定する ポリシーの作成 ポリシーの有効化 監査の確認 おわりに Oracleデータベースの監査 Oracleデータベースの監査には、以前のバージョンから使われてきた標準監査と、12c から登場した統合監査があります。 統合監査は単一の場所にすべての監査情報が書き込まれるので、監査対象によって出力先が異なる従来の標準監査に比べ、管理しやすくパフォーマンスも向上しています。監査ポリシーの設