三菱UFJ銀で税金払えない?「窓口業務が負担」 一部市町が手数料上げ反発、代行指定取り消し 2020年7月21日 6:30 三菱UFJ銀行の窓口や口座振替で、市税などを納められない市町が来年度から増えそうだ。同社が一部市町に大幅な手数料の引き上げを求めたことに反発し、収納代行の指定取り消しを決める市町が相次いでいるため。低金利の影響で銀行にとって窓口業務の負担は増しており、市町の担当者からは「他の金融機関も追随し、値上げを要求されるかもしれない」と懸念する声が漏れている。 京都府内の市では、京都市など9市が住民税や国民健康保険料などの支払い窓口として三菱UFJ銀行を指定している。 このうち、手数料の引き上げを求められた亀岡市、長岡京市、城陽市、八幡市、京田辺市の5市と、久御山町など一部の町は本年度末で同社の指定を取り消す方針を決めた。来年度以降は、同社以外の金融機関の口座や窓口を利用する必