ソフトバンクは6月11日、「SoftBank」や「Y!mobile」といった個人向け携帯電話サービスのユーザー情報約14万件が漏えいした可能性があると発表した。原因は、架電業務などを委託していたUFジャパン(東京都新宿区)が、ソフトバンクとの契約に反した情報の取り扱いをしていたこと。協力会社の元社員が情報を持ち出したり、監査に対し虚偽の報告をしたりしていた可能性があるという。 漏えいした可能性があるのは、SoftBankやY!mobileの携帯電話サービスを利用する個人の氏名、住所、電話番号、性別、年齢、契約内容など13万7156件と、社内の顧客管理番号16万1132件。クレジットカード情報やマイナンバーカードに関する情報は対象外といい、顧客管理番号は「社内システム以外では個人を特定できない」(ソフトバンク)としている。 ソフトバンクは、UFジャパンについて(1)協力会社の元社員による情報
