松野官房長官は、ロシア軍との戦闘に参加するためウクライナに入ったとみられる日本人が死亡したという情報が、SNS上に投稿されているとして、事実関係の確認を行っていることを明らかにしました。 松野官房長官は午前の記者会見で、記者団が「SNS上に、ウクライナでロシア軍との戦闘に参加する『義勇兵』の日本人が死亡したという情報があるが把握しているか」と質問したのに対し、「情報は承知している」と述べました。 そのうえで、現在、在ウクライナの日本大使館が事実関係の確認を行っていることを明らかにしました。 そして国民に対し、「政府としては、ウクライナ全土に退避勧告を出しており、どのような目的であっても渡航はやめてほしい。すでに滞在している人は、安全を確保したうえで、ただちに待避してほしい」と呼びかけました。