北米上空で今月初めに中国の偵察用気球とみられるものが確認され、米軍は4日にサウスカロライナ州沖でこれを撃墜した。米軍はその後、10日から12日にかけてさらに計3件、北米上空で未確認物体を撃墜している。 国防総省の報道官は12日、未確認物体が地球外生命体の活動に関連したものとの見方を当局が排除していないことをうかがわせた。しかし、ホワイトハウスのカリーン・ジャン=ピエール報道官は13日、定例の記者会見でこれを否定。「自分は映画『E.T.』は大好きだが」としながら、撃墜した物体が地球外の何らかの活動と関係すると示すものは何もないと強調した。