部屋をチロルチョコに占領された男…苦悶の16年間 根強い人気の「チロルチョコ」。長年にわたり膨大なサンプルと同居すれば、さすがに「まんじゅう怖い」!?(クリックで拡大) 全国の子供たちに愛されている「チロルチョコ」が訴えられた。昨年12月に定年退職した元社員が、16年にわたり、自宅兼出張所の6畳部屋をチロルチョコが詰まった段ボール箱で占有されたとして、倉庫代として600万円の返還を求めたのだ。駄菓子屋で手にした、あのかわいらしい「チロルチョコ」に、男性は長年うなされ続けてきたのだという。 訴状によると、男性は1987年6月に入社し、新潟市内の自宅兼出張所に配属。入社時には会社から「商品サンプル保管スペースとして半畳程度が必要」と説明されていたが、91年6月ごろから、半畳ではとても収まりきれないサンプルが送られ、定年退職した昨年12月まで、チロルチョコが入った大量の段ボール箱を置き続けた。