錦織圭とコーチ(マイケル・チャン)が受けた「人種差別」 よく耐えた、よく乗り越えた 全豪オープン、無念のベスト8 現代ビジネス 2月15日(日)6時2分配信 全豪オープン準々決勝、前回大会の覇者・バブリンカ(スイス)のサービスエースが決まり、錦織圭(25歳)の敗退が決まった瞬間、日本中が失意のため息に包まれた。 だが、現地で試合を見ていた海外のテニスファンの反応は、日本人とはまったく違うものだった。 錦織の健闘を称え、コートを去る背に拍手を送りながらも、観客たちはどこか満足気。 「アジア人にしてはよく頑張ったね」 彼らの表情は、そう言っているかのようだった。 米スポーツ誌『スポーツ・イラストレイテッド』で、テニスを専門に取材するベテラン記者のジョン・ワーサイム氏が証言する。 「日本では大人気だと聞いていますが、正直に言って、錦織は海外のテニスファンの心はまったく摑んでいません。