※写真はイメージです。いま「彼こそ本物のヒーローだ」と全米から賞賛を集めているのは、米インディアナ州のニコラス・ボスティックさん(25)だ。燃えさかる家に二度も入り、自らを危険にさらしながらも5人の子どもたちを救出し、話題となっている。 ラファイエット市警のランディ・シェラー警部補がABC NEWSに語ったところによると、火事が起こったのは7月18日の深夜24時過ぎだった。 給油のために車を走らせていたボスティックさんは、2階建ての家が燃えていることに気が付いたが、携帯電話を家に置いてきてしまっていた。911への連絡手段を探している間に手遅れになると考えたボスティックさんは、すぐに車を停めて火災現場へと走ったという。 裏手の鍵のかかっていないドアから逃げるよう声をかけたが、返事はない。すでに家にいた全員が避難したかもしれないが、誰かがまだ中にいる可能性もあるとボスティックさんは考えたという