中国では「結婚しない」「家は要らない」「感動しない」など「10のことを否定する青年」(中国語で「十不青年」)が増えている。就職氷河期が続く中国の若者にとって、“10の否定”は自己防衛という側面もあり、ネット上で多くの共感を呼んでいるという。香港紙「香港経済日報」が報じた。 “十不青年”は主に2000年以降に生まれており、10代後半から20代前半が中心。彼らが否定する10項目は「献血、寄付、結婚、子供、家、宝くじ、株式、基金、高齢者、感動」とされている。 彼らは基本的にお金がないので、寄付ができないし、宝くじも買えない。株式や基金への投資や出資も論外だ。 そして、結婚しないので子供や家もいらない。また、生活は基本的に自分1人分があれば十分。、献血もしないし、両親や祖父母、親戚を含む高齢者を助けようともしないし、淡々と生きるだけなので感動も必要ない……ということになる。 このような背景には、中