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ブックマーク / yasuhisa.com (11)

  • デザイナーが使っておきたいiPadアプリ5選

    仕事の仕方が変わった2016年 今年の春に iPad Pro を購入して以来、ペーパーレスの生活を続けています。今までは RHODIA のドット方眼ノートでアイデアの書き込みやスケッチをしていましたが、その役割を iPad に置き換えてみました。今でも iPad Pro を続けていますが、それが続けられている最大の理由は Apple Pencil の存在。今までスタイラスは何度も試したことがありますが、鉛筆・ペンを使う感覚とはほど遠いものでした。Apple Pencil はその名の通り鉛筆と同じような書き心地と、デジタルならではの使い勝手を実現していて、「これなら移行できる」と思えました。発売当初に出たビデオは大袈裟に表現しているものではなく、当にできるわけですから驚きです。 iPad Pro を購入以来、Apple Pencil で使うと良さそうなアプリを幾つか試していますが、今回はそ

    デザイナーが使っておきたいiPadアプリ5選
  • 改めてWebサイトの品質について考える

    制作における品質とは? Webサイトにおける品質(クオリティ)とはどういう意味でしょうか。 制作者であれば同じように捉えているかのようにみえる言葉ですが、大きく 2 つの見方があると思います。ひとつは、様々な状況に堪えられるように必要最低限の見た目と操作性を保証するという意味での品質。もうひとつは、与えられた状況の中で最高の見た目と操作性を実現するという意味での品質です。どちらも「品質」という言葉で表現できるものの、見ている方向は大きく異なります。 品質に対する捉え方の違いを考える上で スターバックスの日サイトと、米国サイトは良い比較になります。いずれもレスポンシブ Web サイトですが、スマートフォンとデスクトップで見た目を大きく変えている日サイトに対して、米国のアプローチは極めてシンプルです。アイコンの使い方やグラフィックも日語版のほうがバラエティに富んでいますし、ナビゲーション

    改めてWebサイトの品質について考える
  • デザインツールを振り返って気付いた今後のデザイナーの役割

    広がるデザインツールの役割 2016年はデザインツールのあり方が大きく変わった年でした。スマートフォンが主流になってから、平面な画面をひとつひとつ設計するのではなく、利用者の遷移や UI フィードバックを塾考するようになりました。多彩なデザインツールが出てきているのは、デザイナーの作り方だけでなく、役割も少し変わってきているからでしょう。ひとりの職人が閉じ籠って完成品に近いものを作るのではなく、デザインプロセスを共有しながら少しずつ作るというやり方に変わりつつあります。デザインのブラックボックス化を避けるための手段は今も増え続けています。 従来のデザインツールは、ひとりのデザイナーがデザインに集中するための道具であって、途中経過を共有したり、協力して作ることを得意としていませんでした。現在のデザインツールは複数のデザイナーがひとつのプロジェクトに取り組めるような仕組みが用意されていたり、デ

    デザインツールを振り返って気付いた今後のデザイナーの役割
  • デザイン原則がどの現場でも必要な理由

    大企業だけのものではないデザイン原則は、ひとりのデザイナーがマニフェストとして明示することもありますが、最近は多くの企業がスタイルガイドと一緒に作られることが多くなりました。ここで言うデザイン原則とは、タイポグラフィや配置といったデザインするためのノウハウではなく、「我々が考える良いデザイン」が文章として表されたものを指します。つまり、自分たちのスタンス(立ち位置)を示したものです。 Material Design だと、以下の 3 つの原則があります : 実世界にも通じる空間と動きをメタファとして扱う力強く、視覚的であると同時に意図的動きを通して操作や表示の意味を伝えるまた、Facebook のデザイン原則だと、「ユニバーサル」「一貫性」「使いやすさ」など1単語でシンプルに表現されています。もちろんこれだけだと分かり難いので解説が添えられています。例えば「一貫性」であれば、再利用できるも

    デザイン原則がどの現場でも必要な理由
  • なぜ多彩なデザインツールが出てきているのか

    2010年代は『革命』 2000年代であれば、デザインツールは Adobe 以外の選択肢を考えることができませんでした。小さなツールは幾つか出ていましたが、仕事で使おうと思えるデザインツールはほぼ皆無。しかし、2010年に Sketch が登場して以来、状況が大きく変わり始めてきています。他に使おうと思えるものがなかった 2000 年代に対し、2010 年代は次から次と魅力的なツールが登場しています。今では「また出た」とウンザリしている方もいるかもしれませんが、2000 年代の静けさと比べると革命といって良いほどデザインツールが増えています。 こうした変化のなか、Adobe も Experience Designer という Creative Cloud には今までなかった種類のアプリを 2016 年にリリースしました。今までデザインツールを独占していた Adobe でさえ、2010年代に

    なぜ多彩なデザインツールが出てきているのか
  • Mediumでコンテンツ配信して気づいたこと

    遠くなりはじめた Web サイト 2015年11月から12月にかけて Medium のほうでコンテンツ配信をしていました。 Medium は昨年から日格進出をしていることから、注目している方も少なくないと思います。Medium の人気の秘密は、使いやすくコンテンツの邪魔をしないライティング環境を提供している部分だけではありません。Twitter の創業者のひとりであり、現 Medium の CEO である Evan Williams を中心としたスタートアップ & テック界隈から徐々に Medium の文化が広がったという背景も魅力。こうした機能やデザインだけでは表現できないところまで日語化されているわけではないですし、日では昔からあるブログプラットフォームをはじめ、書く環境が豊富に揃っています。 私の場合、情報発信ができる環境が既にあるので Medium に魅力を感じていなかっ

    Mediumでコンテンツ配信して気づいたこと
  • 2016年、デザイナーが実践すること

    デザインってなんだっけ? デザインはこれから重要になる。 デザイナーの端くれである私ですが、そんなこと言っている状態ではないのでは?と思うことがあります。 2016 年はデザインの重要性を伝える前に、デザインへの信用を取り戻すためのアクションが必要ではないかと考えています。ここ数年、海外(特に欧米)ではデザインの役割が大きく進化してきていますが、それを真に受けて日で同じように実践しても意味がないと思います。なぜなら、デザインという言葉や、デザイナーの仕事における考え方の『前提』が大きく異なるからです。 デザインの価値を商業的なものだけにせず、人々や社会に良い影響を及ぼすためのデザインをしようという意向を示すデザインマニフェストが1964年に発表されています。見た目だけでなく、問題解決のためのデザインを考えていこうという動きが 50 年前からあります。また、アメリカのデザイナー協会 AIG

    2016年、デザイナーが実践すること
  • ペルソナ設計に人間像は重要ではない理由

    人間像ではなく動機や文脈を明確に プロジェクト格始動する前にペルソナを設定することがあります。様々な背景の方がデザインプロセスに参加すると、何をもって『良い』と判断すれば良いのか分からなくなることがあります。ペルソナは、このプロジェクトにおいて適切な『良い』を判断する際に役立ちます。 ペルソナには「人/登場人物」という意味が含まれていることから、表層的な人間像(性別、年齢、出身地など)を描かなければいけないと考えがちです。しかし、それはペルソナを設定することにおいて、それほど重要ではないと思います。私はペルソナを1枚のシートにまとめることがありますが、見た目やライフスタイルといった属性は、詳細まで掘り下げていません。ほとんどの場合 2 〜 3 つくらいのリストにして省略しています。 代わりに「なぜ、人はプロダクトやサービスと触れ合うのか」という部分を、ペルソナを通して語るように心がけて

    ペルソナ設計に人間像は重要ではない理由
  • 楽天から学べる日本的なWebアプローチ

    学べるところが多い楽天ページWebデザインに関わる様々な情報やノウハウが世界中で共有されているとはいえ、お国柄は存在します。Yahoo!でも、世界共通にみえる UI コンポーネントがありますが、アメリカと日中国ではアプローチが異なります。情報にメリハリをきかせているアメリカ。今の話題を中央にたくさん詰め込めるように工夫してある日。クリックをしなくても膨大な情報を消化することができる中国。ポータルサイトをひとことで言ってもやり方がいろいろあることが分かります。 各国の Yahoo! を見て「欧米はシンプルなのに、日中国はなんかごちゃごちゃしている」と感じた方はいるかもしれません。なぜそんな小さなところに情報を詰め込むのか、なぜページを整理しなのか、メッセージを絞ってメリハリをつけないのか、といった悩みを抱えるデザイナーもいるかもしれません。 日らしい忙しいデザインの代表例としてよ

    楽天から学べる日本的なWebアプローチ
  • コンテンツを意識してWebデザインするとは

    11月27日に WordCamp Tokyo 2011 が開催されました。そこで「コンテンツ戦略を意識した今後の CMS の姿」という講演をしました。WordPress を中心にしたイベントでしたが、私の講演では WordPress に留まらず、今後必要とされる Web コンテンツに必要とされる CMS のあり方について解説しました。講演の意図について知りたい方は前回の記事「コンテンツを軸にしてCMSを使おう」をご覧ください。 機能至上主義からの離脱 CMSの話になると、どうしても機能の話になるのは以前から疑問を感じていました。日だと Movable Type の支持は高いですが、MT と WordPress を機能比較でしか議論できないのはどうも寂しい気がします。機能は重要ですが、機能を前提にしてサイト構築すると、結局クライアントやサイト観覧者のメリットにならない場合があります。ニーズ

    コンテンツを意識してWebデザインするとは
  • モバイル開発に欠かせないテストツール14選

    Adobe Device Central CS5 Adobe CS5 をパッケージ購入すると一緒についてくるモバイルデバイスのテスト環境。様々なエミュレーターが存在しますが、オールインワンで素早くテストがしたい場合はこちらがオススメです。特に Flash を活用したモバイルサイトをテストするのであれば欠かせない存在です。 Android SDK Javaで開発されているので、Mac, Windows, Linux で動作する公式のエミュレーター。2011年1月現在、Android OS 1.1 〜 2.3 までのテストが可能。エミュレーターは実際のスマートフォンと同じ動作をするので、ディフォルトのブラウザだけでなく、Opera Mini や Firefox など他のブラウザをインストールしてテストすることができます。 iOS SDK XCode も含め諸々ダウンロードしなければいけませんし

    モバイル開発に欠かせないテストツール14選
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