⇒マフィアの論理とナショナリズムの原理(正義の実装) - 地を這う難破船 2点。あまり異論というか批判、非難にとらないでくださいね。 (1)「私にとって信頼の論理とは、マフィアの論理の別名でもある」について私がわからないだけかもしれないけど、私の理解では、マフィアは国家または国家間の寄生であって、国家的な義、つまり、市民を社会から守るという機能はできてない。つまり、マフィアは社会の延長であって、公の義が疎外されていない。 (2)アウシュビッツをジェノサイドと捉えるなら(どうもジェノサイドの基本を理解されていない人は多そうだけど)、 国家においてコーサ・ノストラの範疇と民族の範疇を端的かつ徹底的に一致させたとき、「国民の国民としての正義」の国家を単位とする限界なき――すなわち「国民国家」としての憲法的規定なき――独裁国家において、マフィアの論理が発動したとき、アウシュヴィッツへの一里塚が見出