▲月桂樹の葉をあしらった銚子と盃(月桂冠大倉記念館・蔵) 銚子と徳利 「お銚子一本!」そのルーツは? 酒の文化を知る - 酒器の周辺 「お銚子1本!」という言葉を宴席で聞くことがありますが、たいていは一合(180ミリリットル容)ほどの徳利を想像されることでしょう。しかし、もともと「銚子」とは、あらたまった酒宴や三三九度などの儀式に用いる、長い柄(え)のついた金属や木製の器の ことを指します。宮廷の祝宴で使われた銚子は一箇所に注ぎ口のある片口となっています。大勢で酒盛りをする時など略式では両口のものを用い、左右の口から盃に注いでいました。 ▲もともとの「銚子」(手前、長さ48センチ、高さ12.5センチ、幅27.5センチ)と「提子」(後方、長さ22.2センチ、高さ20.8センチ、幅 15.5センチ、いずれも金銅製)。鶴と亀の模様が刻まれており「金銅鶴亀文長柄銚子」「金銅鶴亀文提子」と呼ばれる(
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