2014年11月27日、講演会は無事終了しました。 ご参加くださいました方々、まことにありがとうございました(実行委員会) ウイグル十二ムカムとは何か 萩田麗子 ウイグル人は9世紀半ばに現在の地に定住してから早い段階で、高度な音楽体系を作りだしていた。それらは各地の名前を付けてクチャ楽(がく)、トルファン・クムル楽、カシュガル・ホータン楽と呼ばれていた。 時代が下り10世紀前半にカラハン国でイスラム教が国教に定められると、基層のウイグル文化の上にイスラム教とイスラム哲学やアラブ、ペルシャ文学の要素が積極的に取り入れられるようになり、音楽の世界でもアラブやペルシャの音楽体系の影響を受けた曲が作られ、アラビア語源のムカムという名称が定着した。 「ムカム」という言葉はアラビア語では単に音楽の旋法という意味を持つものだが、ウイグル語に取り入れられると「音楽、歌、踊りで構成される大型組曲」という意味
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