xcs ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がんのリスクを減らすためとして、乳房を切除する手術を受けたことを明らかにしました。 決断の背景にあったのは遺伝子検査。 日本の専門家は、「予防切除のリスクをどう考えるかは難しい問題だ。検査を受けるかどうかも含め、患者が納得する治療を選べるよう、カウンセリングの態勢を充実させる必要がある」と話しています。 がんの発症と遺伝子検査 がんの発症には遺伝子の働きが関係するため、乳がんなど一部のがんでは、遺伝子を検査して、将来、発症する確率を判定できるようになっています。 このうち、アンジェリーナ・ジョリーさんが受けた検査は、血液を分析して特定の遺伝子に変異があるかどうか調べ、乳がんと卵巣がんの発症の確率を判定するものです。 日本人の女性が70歳までに乳がんになる確率は5%、卵巣がんになる確率は1%とされていますが、この遺伝子に変異があ
25年前のチェルノブイリ原発事故の後、ベラルーシに渡り、5年半、現地で甲状腺がんの子供の治療にあたった外科医の菅谷昭さん(すげのや・あきら/現・長野県松本市長)。 18日のニュースウオッチ9で放送した特集の中で、時間の都合でお伝えできなかった菅谷さんの講演内容を全文掲載します。 「テーマ:子供たちを被ばくからどう守るのか」 2011年5月14日午後1時半から1時間程度 福島市の保育園にて 講師:長野県松本市長/医師 菅谷昭(すげのや・あきら) ベラルーシの小児科医 アナスタシア・タルカチョア 長野県立こども病院副院長 中村友彦(なかむら・ともひこ) 【菅谷医師】 今回、こういう形で、まさか私が保育園のお母さん、お父さん方とお話しするとはゆめゆめ思っておりませんでした。私は元々が外科の医者でありまして、なおかつ私の専門とする領域が甲状腺ということで、私自身1996年から5年半、チ
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