大規模地震というと、それを唯一説明できるのはプレートテクトニクス理論と定番になっているようである。 ただ、このプレートテクトニクス理論を知りたいと思っている方にはこのタイトルはいきなりがっかりさせてしまう内容なので、大変恐縮であるが、このプレートテクトニクス理論こそ地震予知技術研究を停滞させた張本人であるので、徹底的に叩きのめしたいと思っている。 ----------------------------------------- どうやら、プレートテクトニクス理論というものが日本において受け入れられるにはかなり時間がかかったらしい。さもあらんと思う。日本は、世界でもっとも地震が多い地域のひとつである。台風なども含めれば自然の猛威という意味では世界最高ランクに属する。その実感にこのプレートテクトニクス理論はあわないからである。ただ、プレートテクトニクス理論は、世界的な定説になっているようで、
昨日の議論は今回のような地震が生じる時期を予測するための重要な考え方をまとめたつもりである。すなわち、なぜ、昨日この地震が起こったのか?という問いに対する答えが昨日の考察である。 しかし、なぜ、この地震が東北地方太平洋沖で起こったかという場所の問題についての解答にはなっていない。 今日はそれについて考察してみようと思う。 今回の地震を見て、日本がなぜ、中国大陸から離れて現在のような形になったのかを考えれば、日本の国土にどのような力が作用し、そして今回なぜこのような地震が起きたかがわかる。 もともとまっすぐな棒のような日本が、なぜ関東で「逆くの字型」に折れ曲がったのかということをかんがえれば、プレートの動きというものがわかってくる。日本海溝の方に向かって沈み込もうとする力が強いのである。 しかし、これについてはあまり論じまい。たとえば、平朝彦著「日本列島の誕生」(岩波新書148)p.196以
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