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  • 顔から面がはずれない! 肉付きの面2「吉崎御坊吉崎寺」【福井】

    どちらのお寺にも同じ伝説が 寺に伝わる伝説はどちらもほぼ同じ。憎い嫁をおどすためお婆さんが鬼女の面をかぶったものの、面が顔からとれなくなってしまうというお話。そしてどちらも願寺の蓮如上人ゆかりのお寺として知られています。 ちなみに両者の違いですが、願慶寺は真宗大谷派(東願寺)、吉崎寺は真宗願寺派(西願寺)です。 二つのホンモノの面!? 全く同時期に同じような意地悪なお婆さんが二人いたんでしょうか? それとも……? まあ、ヤボなことは言いっこなしってことで、両方の面を見比べて鑑賞することにいたしましょう。 博物館形式の吉崎寺 願慶寺の方は堂でご住職の講話を聞きながら面を見るという形でしたが、こちら吉崎寺は博物館形式。館内の壁はガラスのショーケースとなっていて、伝説にまつわるお話がテープで流れています。例の肉付き面だけでなく蓮如上人ゆかりの品々も並んでいます。 センサーで御簾がオープ

    顔から面がはずれない! 肉付きの面2「吉崎御坊吉崎寺」【福井】
  • 顔から面がはずれない! 肉付きの面1「吉崎御坊願慶寺」【福井】

    「肉付きの面」の伝説。意地の悪い姑がつけた鬼女のお面が、顔からはずれなくなってしまったという昔話です。福井県の吉崎御坊・願慶寺にはその肉付きの面の実物があるんですよ。 むかし、むかしあるところに 願慶寺に伝わるお話をご紹介します。昔、吉崎寺の村に清という信心深い女が住んでいました。清は夫と子供に先立たれ、姑のおもとというお婆さんと暮らしていました。 嫁の清を憎む、姑おもと 清は毎日熱心に吉崎寺に通って、亡くした家族を弔っていました。しかしおもとはそれが気に入らない。村人からも親しまれ、けなげに生活する清が良い人ぶっているようで、憎くて憎くて仕方なかったのです。 鬼女の面で怖がらせてやろう 清に一泡吹かせるにはどうしたらよいか? おもとは家に伝わる鬼女の面をかぶって嫁を怖がらせてやろうと思いつきました。そして清が吉崎寺に詣でるのを先回りして、面をつけて髪を振り乱して清の前に飛び出しました。

    顔から面がはずれない! 肉付きの面1「吉崎御坊願慶寺」【福井】
  • 驚異の性のコレクター・九十九黄人氏「東洋民俗博物館」【奈良】

    九十九黄人氏は海外旅行が一般的でない時代に一人で世界各国を調査して珍品を集めた民俗学者&探検家&収集家。奈良県の東洋民俗博物館には黄人氏の貴重なコレクションがぎっしり! 黄人氏の4000の陰毛コレクション 九十九黄人(つくもおうじん)氏を局所的に有名にしたのは、あるコレクション。それはなんと4000の女性の陰毛! 一をきちんとスクラップブックに貼り付け、女性の名前、年齢、職業などを明記したラベルで分類したという凄すぎる蒐集物です。 博物館はモダンな洋館の建物 奈良県奈良市の東洋民俗博物館(とうようみんぞくはくぶつかん)は九十九黄人氏が昭和3年に設立した私設ミュージアムです。ルネッサンス風の建物は当時最先端の洋館。窓にはステンドグラスがはめ込まれ、屋根には強化ガラスが張り巡らされているスーパーモダンな作りです。 黄人→エロマン? 黄人氏のご子息で、理事長をなさっている九十九弓彦さん

    驚異の性のコレクター・九十九黄人氏「東洋民俗博物館」【奈良】
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