上記の星座と黄道座標の関係は、現代とは大きく異なっています。 たとえば、春分点は現在ではうお座のあたりにありますが、黄道十二宮が成立したころはおひつじ座にありました。このため、今でも春分点にはおひつじ座の星座記号が用いられています。 これは、歳差によって黄道座標が変化したのが原因です。歳差により春分点は1年で約50″ずつ前進しますから、星座の黄道座標は72年ほどで1°、2150年ほどで30°ずれることになります。 関連ページ† インド暦/Rasi 黄道座標系 基本星表 季節/季節のめぐりの周期 古代エジプト暦/天体暦 古代ローマ暦/季節 歳差 十二支 十二次 春分点 二十八宿 要素/1週間とは? 要素/1日とは?/1時間とは?