テクノロジの動向に敏感な人なら、セマンティックデスクトップについて聞いたことがあるだろう。コンピュータ上の情報に注釈を付けたり共有したりするためのデータレイヤのことだ。だが、セマンティックデスクトップが遠い未来の話ではなく2008年末に登場予定であることは知らないかもしれない。その折には、Nepomukプロジェクトと、そして最初はおそらくKDEの成果を利用して、セマンティックデスクトップの構想が実現されることになるだろう。 Deutsches Forschungszentrum für Künstliche Intelligenz(DFKI、ドイツ人工知能研究センター)のナレッジマネジメント部門の次長でNepomukの調整役を務めるAnsgar Bernardi氏は、「最近、我々が直面しているのは、どのようにして膨大な量の情報を実用的な速度で処理するか、という根本的な問題だ」と説明する。N
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