炎上する首里城(c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 「沖縄の首里城を燃やしたのは僕です。」というタイトルで動画をアップしたYouTuber 突然の大火に、沖縄県民は悲しみに包まれた。10月31日の未明、那覇市の首里城跡に復元された「首里城」が出火し、正殿や北殿、南殿など中心的な建物が全焼した。県警が出火原因を調べているが、いまだに詳細はわかっていない。 【写真】「犯人は僕」と告白したYouTuber 現在の首里城は、約500年前に建てられた後に太平洋戦争で焼失したものを1992年以降に復元していったものだ。2000年には「首里城跡」が県内のほかの城跡とあわせて世界遺産に登録されている。県民にとってはまさに“琉球の象徴”的な存在だ。地元からは悲しみの声があがっている。 そんな県のシンボルの被災に対し、出火原因について、自然発火や放火、焚き火、イベントの道具、タバコの不始末など、さまざま