ベトナム人元技能実習生 赤ちゃん遺棄の裁判 きょう最高裁判決 | NHK3年前、熊本県芦北町で技能実習生だったベトナム人の被告が、死産した双子の赤ちゃんを自宅に遺棄した罪に問われ無罪を主張している裁判で、最高裁判所が24日、判決を言い渡します。判決を変更するために必要な弁論が開かれているため、1審と2審の有罪判決が見直される可能性があります。 ベトナム人のレー・ティ・トゥイ・リン被告（24）は、技能実習生だった2020年11月、芦北町の自宅で双子の赤ちゃんを死産したあと遺体を段ボールの箱に入れて1日余り放置したとして死体遺棄の罪に問われています。 元実習生の行為が違法な遺棄にあたるかどうかが争点で、検察は「妊娠や出産の事実を隠し通すために遺体を隠した。一般的な宗教感情を害し、遺棄にあたる」と主張しています。 一方、元実習生側は赤ちゃんをタオルで包み、弔いの手紙を添えていたことなどを踏まえ、「遠い異国の地でどうすればよいか分からない中、身の回りの品々で丁寧に行わ
