ジュリアに夢中なのだ。説明するまでもないと思うが、ジュリア・ロバーツである。 どのくらい夢中かというと、家内にも言ってあるほどだ。 もしジュリアに求婚されたら、そのときは申しわけないが黙って離婚届に判を押してくれと。家内もそのへんはわかってくれたらしく、そうね、ジュリアが相手だったらわたしは何も言わずに身を退くわ、と言ってくれている。理解のある女房でよかった。これで私はいつジュリアに求婚されてもいい。そのくらい夢中だ。 私と同じようなことを考えている男性は、おそらく世界に何十万人、もしかしたら何百万人といるのかもしれない。天気晴朗なれどライバル多し。ジュリアは、それだけの男性のハートを釘付けにしたのだ。罪な女だぜ、まったく。 ジュリアを語るとすれば、やっぱりあの映画になるのだろうか。 しかし、そうすると2回続けてリチャード・ギアのことを書くことになるし、でもあの映画を初めて観たときの衝撃