ケーブルテレビ最大手のジュピターテレコム(JCOM)は21日、ニュースなど9つの専門チャンネルを対象に、番組の放送途中でも放送開始から5分程度で最初から楽しめる「追っかけ再生」サービスを10月1日に開始すると発表した。これに対し、NTT東西の光サービスを利用した映像配信サービス「ひかりTV」も10月に行われるプロ野球の生中継で類似のサービスを提供予定で、両社の顧客争奪戦が激化しそうだ。 JCOMの「追っかけ再生」は、ニュースや音楽、映画、アニメなど9チャンネルで対応。録画を忘れたり冒頭部分を見逃しても、放送開始から5分程度で番組を最初から視聴できる。また、これら9チャンネルの一部を含めた17の専門チャンネルで、放送終了直後から番組をビデオ・オン・デマンド方式で最初から楽しめるサービスも提供。見逃し番組の視聴機能を拡充する。 ひかりTVも10月に行われるプロ野球パ・リーグのクライマックス