東京都の小池知事は、都知事選挙の公約に掲げた保育料無償化の拡充が、行政サービスの格差拡大につながると、懸念する声が近隣の県から上がっていることについて「都としてなすべきことは引き続き進めていきたい」と述べました。 東京都の小池知事は今月7日に投票が行われた都知事選挙で、都が行っている第2子以降の保育料無償化を、第1子にも拡大することなどを公約に掲げて3回目の当選を果たしました。 これについて、千葉県の熊谷知事は今月9日、報道陣の取材に対し「『まだやるの』という感じだ。都の税収があるからできること、本来、国がやるべきことを行うことで、福祉の格差はどんどん開く。われわれはその差を努力で埋めることはできない」などと述べました。 こうした懸念の声が上がっていることについて、小池知事は12日の記者会見で「チルドレンファーストの政策は続けていく。都としてなすべきことは引き続き進めていきたい」と述べまし
国民民主党の玉木代表は、東京都の小池知事から都知事選挙での選挙ポスターの問題などに対応を求められたのに対し、党内で法改正に向けた検討を始める考えを伝えました。 先の東京都知事選挙で3回目の当選を果たした小池知事は10日午後、衆議院議員会館を訪れ、東京都連が小池氏を自主的に支援した国民民主党の玉木代表や榛葉幹事長らと会談しました。 冒頭、玉木氏らが祝意を伝えたのに対し、小池氏は支援に謝意を示したうえで、少子化対策などの課題で引き続き連携していくことを確認しました。 また、小池氏は都知事選挙での選挙ポスターをめぐる問題や、街頭演説で妨害行為を受けたことなどに対応を求めました。 これに対し玉木氏は「党として速やかに対策の検討を始め、秋の臨時国会で法案を提出したい。選挙のルールは与野党で共通して取り組む課題なので各党と協議したい」と応じました。 このあと玉木氏は記者団に対し「人目をひく動画で視聴回
警視庁は衆議院東京15区の補欠選挙で、公職選挙法違反にあたるとしてあわせて6件の警告を出し、このうち演説の自由を妨害した「自由妨害」の警告が1件ありました。 捜査関係者によりますと、「自由妨害」の警告を受けたのは、政治団体「つばさの党」の新人・根本良輔氏やこの団体の黒川敦彦代表など3人です。 告示日の今月16日、JR亀戸駅前でほかの陣営の演説にかぶせるようにおよそ50分間にわたって拡声機を使って演説したり、車のクラクションを鳴らしたりして演説を聞き取れないようにしたことが選挙の「自由妨害」にあたると判断されたということです。 捜査関係者によりますと、候補者が「自由妨害」で警告を受けるのは極めて異例だということです。
都内でおよそ900万人が住んでいるとされるマンションなど集合住宅での災害時の避難生活に備え、東京都は非常用発電機の設置費用の一部を補助するなどして防災対策を強化することにしています。 都によりますと、都内の人口およそ1400万人のうち、900万人ほどがマンションなどの集合住宅に住んでいて、都は、首都直下地震などの災害時の避難生活に備えて、マンションなどの住民が在宅避難をするにあたって必要な簡易トイレや携帯型の発電機などの資機材を準備する費用の一部を補助するなど、集合住宅での防災対策を進めています。 さらに、対策を強化しようと来年度からマンションの周辺の町会などと合同で防災訓練を行った場合、資機材を準備する費用の全額を補助することにしました。 また、マンションが停電した場合に、各部屋に水を供給したり、1基以上のエレベーターを動かしたりする電力をまかなえる非常用発電機などの設置費用についても、
東京都は、外国人にも地域の防犯活動に参加してもらう事業の一環として、外国人の新聞配達員が子どもの見守り活動をするための覚書を新聞社と結びました。 5日、都庁で行われた覚書の締結式には、小池知事や読売新聞東京本社の村岡彰敏社長などが出席しました。 覚書では、外国人の新聞配達員が業務中に泣いたりけがをしたりしている子どもを見かけた場合に声をかけることや、必要に応じて警察などに通報することが盛り込まれています。 取り組みは目黒区と大田区の5か所の新聞販売店で7日から行われ、3か国8人の配達員が見守り活動を行う予定だということです。 都は、昨年度から外国人にも地域の防犯活動に参加してもらおうと、コンビニの外国人の店員に子どもの見守り活動をしてもらう取り組みを始めていて、地域に配達網を持つ新聞社と連携することで取り組みを広げたい考えです。 小池知事は「都内に住む外国人の皆さんにも参加していただくこと
手りゅう弾で左足を失ったウクライナ軍の元兵士の男性が、3日開かれた「東京マラソン」で義足をつけて初めてのフルマラソンに挑戦しました。 国内最大規模の市民マラソン「東京マラソン」に義足をつけて挑戦したのは、ウクライナ軍の元兵士で8年前、手りゅう弾で左足を失った41歳のユーリ・コズロフスキーさんです。 ウクライナでは、これまでの戦闘で手足を失った人の数がおよそ5万人に上ると伝えられていて、コズロフスキーさんは、同じ境遇にある人たちの希望になりたいと挑戦を決め、先月来日しました。 2日は、一緒に東京マラソンに出場するウクライナ軍の元兵士で5年前、地雷で右足を失った27歳のロマン・カシュプールさんと皇居周辺で練習を行いました。 コズロフスキーさんは左足だけでなく、右足にもまひが残っているということで、左右のバランスに注意しながら調整していました。 3日は午前9時半ごろ、コズロフスキーさんがスタート
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