<プロボクシング:WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇16日(日本時間17日)◇米シカゴ・UICパビリオン 4階級制覇を目指した亀田興毅(28=亀田)が、王者河野公平(34=ワタナベ)に0−3の判定で敗れ、試合後に引退を表明した。バンタム級王者時代の13年11月のV8戦後に、自身の衰えを痛感。次に迎える世界戦をラストマッチにすると、ひそかに決めていた。挑発的なパフォーマンスで注目を集めた一方、ルールを逸脱した言動で問題も起こした。日本ボクシング界を騒がせ続けてきた男が、米国で約12年の現役生活に幕を下ろした。 <独占手記> 最初に自分の衰えを感じたのはバンタム級での5度目の防衛戦でした。小さい時からボクシングをやって、体のいろんなところにガタがきていると感じました。韓国での試合(13年11月のV8戦)が終わった時に、ああ、俺はもうアカンなと。ボクシングのちょっとした歯