2020年の東京オリンピックで行われる自転車のロードレースのコースが発表され、東京・調布市から神奈川県相模原市を経て山梨県の山中湖周辺を通って富士山のふもとをめぐる景色の変化や起伏に富んだコースとなりました。 9日は、大会の組織委員会がコースの全容を発表しました。それによりますと、およそ244キロを走る男子は、スタートのあと東京・府中市の「大國魂神社」の境内や「多摩ニュータウン」を通って神奈川県相模原市を経て山梨県に入ります。 山梨県では、通称「道志みち」と言われる国道413号線の長いのぼり坂を山中湖を目指して走ります。 山中湖のあとは静岡県御殿場市に向かい富士山麓(さんろく)では、およそ14キロの間に、コースの中で最も高い標高1451メートルまで850メートルほどを駆け上がります。 さらに終盤には最大傾斜20%というきついのぼり坂の「三国峠」が控え、選手たちはこの難所を乗り越えてゴールの