7月19日に楽天による電子書籍サービス「楽天kobo」がリリースされた。日本でも本格的に電子書籍が普及するのではという期待の声がある一方で、専用端末である「koboTouch」を購入したユーザーからは「日本語の書籍が、宣伝されていた3万冊も揃っていない」という不満の声が上がっている。 当初、楽天の三木谷社長のプロモーション活動やkoboTouchの端末紹介ページなどでは、日本語の書籍は約3万冊の用意があるとされてきた。ところがフタを開けてみると、リリースされた7月19日時点でブックストアにある日本語の書籍は約1万9000冊と、3万冊には満たない状態であったのである。 このような状態に対し、楽天は7月中に必ず3万冊のラインナップを揃えると言明したが、リリース当初から3万冊の日本語書籍があると期待していたユーザーからは、楽天の宣伝はオーバートークだったのではという批判が上がった。 それではもし