「青山緑水」の茶葉。 苦丁茶(くうていちゃ/くちょうちゃ)は、中国茶における茶外茶の一種。「丁」は捻ったような茶葉の形を指す。 日本ではタラヨウの近隣種であるモチノキ科に属する Ilex kudingcha の葉を茶葉として加工したものが知られており、その名の通り、一般的な茶には無い強い苦みが特徴。健康茶として飲まれている。 世界的には数種類の植物の葉が苦丁茶 (Ku Ding tea) として飲まれている[1]。主なものは2種類あり、Ilex kudingcha を苦丁茶として飲んでいるのは中国四川省と日本が中心で、四川省以外の中国ではモクセイ科イボタノキ属の Ligustrum robustum が苦丁茶として飲まれている[2][3]。 90年代後半ごろからはLigustrum robustumも「苦味の少ない改良タイプ」として日本の市場に出回っており、四川省でも栽培されている。一般に